HSPさんには短所があるの？
短所があるけど、それを良さに変える事だってできるよ◎
前半では、HSPさんの短所を全22こ解説します。
後半では、HSPさんの短所を強みに変えるために意識してほしいことをお伝えしますね！
HSPの短所7こ
- 五感への刺激が強い
- 大人数の気疲れ
- 他人の目線
- 自責思考
- 聞く担当
- 相手優先
- なかなか決められない
1つずつ見ていきましょう。
1.五感への刺激が強い
HSPさんは、
- 音
- 光
- におい
- 肌ざわり
などの感覚に対してとても敏感です。
例えば「時計のチクタク音が気になる」「香水が強すぎてつらい」など、五感の刺激で集中できなくなることも。
それは神経が“繊細に感じ取れる状態”にあるという証拠です。
避けられない場面では、イヤホンやアイマスク、マスクなどを使って刺激を減らす工夫をします！
自分が心地よく過ごせる環境を自分で整えることが、とても大切です。
ノイズキャンセリングのイヤホンはよく使う
刺激に強いのは“わがまま”ではなく、“感じすぎる力”の一面です。
無理に我慢せず、自分が落ち着ける空間をつくる工夫をしてみてください。
2.大人数の気疲れ
HSPさんは周りの人の声・表情・空気感をすべてキャッチしてしまうため、集団の中ではとても疲れやすいです。
- パーティー
- 会議
- 飲み会
などの“にぎやかすぎる場”にいるだけで、ぐったりすることもあります。
そう、疲れちゃうんですよね！
無理に合わせる必要はないですよ！
「人数が少ないほうが安心する」という自分の感覚を大切にしていいんです。
安心する時間を過ごしたいよね
参加時間を短くしたり、途中で抜ける工夫も◎
一次会だけ参加しとくといった具合に！
あらかじめ「疲れるかも」と想定しておくだけでも気持ちが違います。
無理せず、自分のペースで人と関わることで、疲れを減らせますね！
あなたのペースを大切にしよう！
小さな輪の中で深くつながるスタイルが、HSPさんにはぴったりです◎
3.他人の目線
HSPさんは他人の視線や評価に敏感なため、
- 「変に思われていないかな」
- 「嫌われたかも」
と考えてしまいがち。
気を配る力は素晴らしいのですが、気にしすぎると自分らしさが薄れてしまいます。
まずは「誰のためにやっているか？」を自分に問いかけてみます。
「周りの期待」より「自分の本音」を大事にすることで、自然と気持ちの安定に◎
世間体を気にしすぎて疲れてしまったら、いったん距離をとって深呼吸を。
あなたはどうしたい？
評価ではなく、心の声を基準に選んでみることも自分を守る方法です。
“他人の目”より、“自分の心”を優先して大丈夫ですよ◎
4.自責思考
何かうまくいかないことがあると、
- 「私が悪かったのかな」
- 「もっとできたはず」
と反省しすぎてしまうHSPさん。
その背景には「誰かを傷つけたくない」という深い思いやりがあるんです。
必要以上に自分を責め続けると、自己肯定感が下がってしまいます。
まずは「それは本当に自分だけの責任？」と立ち止まってみましょう。
心の中で「よくがんばってるよ」と声をかけてあげることも大切だね！
“優しさの矛先”を、自分自身にも向けてあげてくださいね◎
自分を大切にできる人が、他人にも優しくなれるんです。
5.聞く担当
HSPさんは相手の話に丁寧に耳を傾ける力があります。
- 聞き方が丁寧
- 聞き方が優しい
- もっと話を聞いてほしくなる
自然と「聞いてくれる人」として頼られることも多くなります。
ただ、話ばかり聞いて自分のことが話せなくなり、モヤモヤが溜まることも…。
聞き上手な自分を否定する必要はありませんが、自分のことを話す練習をしてみてください！
「私の話もちょっとしていい？」と小さく伝えることから始めてOKです。
いつも優しく聞いてくれるあなたの話が聞きたい
心のバランスを保つには、“受けるだけじゃない関係”も必要です◎
聞き役であっても、自分の存在感はちゃんと出していいんですよ！
6.相手優先
HSPさんは相手の表情・声のトーン・空気感などから、感情の変化をすぐに感じ取ります。
その敏感さは素晴らしいのですが、気にしすぎてしまうと自分が振り回されてしまうことも…。
相手の顔色に合わせてばかりだと、自分の気持ちを後回しにしがちです。
他人の感情と自分の感情の“境界線”を意識することで、心のバランスが取りやすくなります。
例えば「これは相手の問題」と心の中で線を引く習慣を持つことを意識してみるとか！
自分の感情にまず目を向けてあげることも大切だね
「優しさ」と「巻き込まれ」は違うので頭のどこか片隅に置いてくださいね！
7.なかなか決められない
HSPさんは、物事を深く考える力がありますが、その分「これで本当にいいのかな？」と悩みやすい傾向もあります。
メリット・デメリットを丁寧に比較するため、1つの選択に時間がかかってしまうことがあるんですよね。
- AはいいけどBもいい
- Aはこんなデメリットがあるけど、Bならこんなメリットがある
- BにはないメリットがAにはある
「慎重さ」は大きな強みですが、決めるまでに疲れてしまうことも。
決断の場面では「完璧」を目指さず、「まずはやってみる」くらいの緩さがあると気持ちがラクになりますね◎
小さな決断は「直感で5秒ルール」もおすすめ。
考える時間を区切ることで、頭の中が整理されやすくなります。
自分なりの「決める基準」を持っておくと、迷いが減りますよ。
生活・HSPの短所5こ
生活・HSPの短所5こを紹介します。
- 生活音で集中力が切れる
- 予定詰まりすぎ
- 1人時間なし
- 五感の強さ
- 人混み
1つずつ解説します。
1.生活音で集中力が切れる
HSPさんは、
- タイピング音
- 近所の話し声
- 時計のカチカチ音
など、日常的な音にも敏感です。
特に静かに集中したいときに限って、気になってしまうことがありますよね。
その結果、作業が進まなかったり、イライラがたまってしまうことも…。
ノイズキャンセリングイヤホンや自然音（雨音・風音）のBGMを取り入れると、集中しやすくなりますよ◎
工事音が気になる時はノイズキャンセリングのイヤホンを使うようにしています！
「音に反応してしまう自分」を責めず、環境を変えることでラクになれるケースが多いです。
静かな空間は、HSPさんにとって“心の避難所”です。
リラックスできる環境をつくっていこうね！
ちょっとした不快感でも放置せず、調整していきましょう。
2.予定詰まりすぎ
HSPさんは1日にやることが多いと、それだけで気持ちが圧迫されてしまいます。
普通の人より「準備」や「心の整理」に時間がかかるぶん、スケジュールが詰まると消耗しやすいんです。
一見何もしていなくても、脳内ではたくさんの情報を処理している状態なんです。
予定を詰め込みすぎず、1日の中に「何もしない時間」や「ひと息タイム」を意識的に入れるとバランスが取れます。
カレンダーに“休む予定”も書き込むのがおすすめ◎
意識的に何もない日をつくるようにしているよ！
やることが多い日は、始まる前に「今日はちょっと大変そう」と認識しておくだけでも気が楽になります。
余白があるだけで、心に余裕が生まれますね！
3.1人時間なし
HSPさんは、人と関わる時間が続くとエネルギーを消耗しやすくなります。
どんなに好きな人とでも、ずっと一緒にいると“情報過多”で頭と心が疲れてしまうこともありますよね。
それは「人が嫌い」なのではなく、「自分の心を休める時間が必要」という自然な感覚です。
1人時間を取ることで、感情や思考が整理されて、また人と心地よく関われるようになります。
1日15分でも、静かな時間や空間があるとグッと気持ちが落ち着きます。
無理に誰かに合わせ続けるより、自分の心と対話する時間を持つことが大切ですね！
ゆっくり向き合おう
“1人になりたい”という感覚は、自分を守る大切なサインですよ◎
4.五感の強さ
HSPさんは音・光・におい・肌ざわりなどにとても敏感で、「普通」とされる刺激でもしんどくなることがあります。
例えば、
- テレビの音が大きい
- ネオンの光
- 強い香水
- タグのチクチク
など、無意識のストレスがたまりやすいですよね。
これは“わがまま”ではなく、脳が処理する情報量が多すぎるためです。
自分にとって落ち着く環境（静か、やわらかい光、自然な香りなど）を意識的につくることが大切◎
家では照明を暖色に変えたり、優しい音楽をかけるだけでも気分が安定します。
刺激を弱める工夫をしていくんだね！
刺激から身を守る工夫は、安心して毎日を過ごすための知恵です◎
5.人混み
HSPさんは、
- 通勤電車
- 人混み
- イベント会場
など、人がたくさんいる場所が苦手なことが多いです。
- 周囲の話し声
- 近すぎる距離感
- 振動やにおい
など、五感が一度にたくさん刺激されるからですね。
さらに、他人のイライラや不機嫌も敏感に感じ取ってしまい、精神的にも疲れます。
できれば混雑を避けた時間帯を選んだり、静かな車両を選ぶと負担が軽くなりますよ。
「電車が苦手なのは甘えかも」と思わず、自分にとって快適な方法を大切にしましょう。
なるべく電車を使わなくていい方法を考えるとかはどう？
しんどさを減らす工夫は、安心して暮らすための一歩です。
人間関係・HSPの短所5こ
人間関係・HSPの短所5こを解説します！
- 自分から連絡するのが苦手
- 飲み込んでしまう
- 人から誘われるプレッシャー
- 気にしすぎ
- 話をしてもスルー
1つずつ見ていきましょう！
1.自分から連絡するのが苦手
- 「こんなとき連絡していいかな？」
- 「迷惑じゃないかな？」
と悩みすぎて、連絡をためらってしまうことがあります。
その結果、距離ができてしまって「私が冷たいと思われたかも」と落ち込むことも…。
実際は、相手は気にしていないことがほとんどだったりします。
連絡が苦手なのは、“相手の気持ちを考えすぎてしまう”HSPさんならではの優しさの表れです。
「気になって連絡しただけなんだ」と思えば、少し気がラクになります。
完璧な内容じゃなくても、一言だけでも十分伝わりますね◎
少しずつ、“自分からの一歩”を増やしていけば大丈夫ですよ！
あなたの想い届いていますから◎
2.飲み込んでしまう
HSPさんは衝突や相手を傷つけることをとても避けたがる傾向があります。
仲良くがいいですよね？
そのため、嫌なことがあっても
- 「まあいいか」
- 「自分さえ我慢すれば」
と言いたいことを我慢しがちです。
でもそれが続くと、だんだんストレスがたまり、関係が苦しくなってしまうことも…。
無理に言い返す必要はありませんが、「ちょっとモヤモヤしてる」と軽く伝えるだけでも心がラクになります。
気持ちを言葉にするのは、相手に本音を知ってもらうチャンスだよ！
ゆっくりでもいいので、「伝えること」を自分の味方にしていきましょう◎
言葉にすることは、心の整理にもつながります。
3.人から誘われるプレッシャー
HSPさんは、誘いを断ると
- 「悪いな…」
- 「嫌われたらどうしよう」
と感じやすく、心の負担になることがあります。
楽しそうなイベントでも、
- 人混み
- 騒がしさ
- 気を遣う関係
などが重なるとぐったり疲れてしまいます。
そのため「断りたいけど断れない」という葛藤に悩みやすいのです。
HSPあるあるですよね
参加したくないのは“冷たいから”ではなく、“心と体を守るため”です。
正直に「今日は疲れてるからごめんね」など、優しく伝える練習を少しずつしてみましょう。
無理に合わせ続けるより、元気なときに気持ちよく参加できる方が、関係も長続きします。
人混み苦手なの！ごめんね！
自分のペースを守ることは、わがままではなく「自分を大切にすること」です。
4.気にしすぎ
繊細なHSPさんは、ちょっとした言葉のニュアンスや相手の気持ちの変化にもすぐ気づきます。
でも、それを素直に伝えると
- 「そんなに気にしなくていいよ」
- 「細かいね」
と言われてしまうことも…。
その結果、「めんどくさい人だと思われたかも…」とさらに不安になってしまいますよね？
HSPさんの“気づく力”や“思いやり”はギフトです◎
相性の合う人とは、その繊細さが「ありがたい」と受け取られることも多いです。
あなたの強みだよ？
全員に理解されなくてもいい、と思えると少し心がラクになります。
あなたの繊細さを理解してくれる人は、必ずいます。
5.話をしてもスルー
HSPさんは相手の話を丁寧に聞くことが多いため、自分が話すときも同じように“ちゃんと聞いてほしい”と思います。
でも実際は、自分の話にあまり興味を持ってもらえなかったり、途中で話題を変えられてしまうことも…。
「なんで私の話は流されるの？」と寂しさを感じやすいのです。
これは、HSPさんの“話し方が優しい”から気づかれにくい場合もあります。
話す内容やタイミング、相手との関係性によって変わることもあるので、自分を責めすぎないようにしましょう。
相手も仕事で今大事な時期かもよ？
それでもやっぱ、さみしものはさみしいですよね？
話をしっかり聞いてくれる人との関係を大切にするのも1つの方法です◎
「話を聞いてもらえる場」を自分でつくることが、安心感につながりますよ。
仕事・HSPの短所5こ
仕事・HSPの短所5こを解説します。
- フィードバックに過敏
- 電話・突然の対応
- 必要以上に引きずる
- 力を発揮しにくい
- 周りに影響されやすい
いっしょに見ていきましょう！
1.フィードバックに過敏
HSPさんは「こうしたほうがいいよ」と言われるだけでも、心の中がざわついてしまうことがあります。
それは否定されたように感じてしまったり、「自分ってダメなんだ」と思い込んでしまうからです。
でも、本来フィードバックは“もっと良くなるため”のものです。
言われた内容と、自分の価値を結びつけないように意識するだけでも心がラクになります。
「これはアドバイスであって、人格否定じゃない」とメモしておくのも◎
感情が揺れたら、一度その場から離れて、落ち着いて受け取る時間をつくりましょう。
深呼吸だよ！
2.電話・突然の対応
HSPさんは、“急に話しかけられること”や“電話対応”のような予測不能な出来事にストレスを感じやすいです。
音が苦手な場合も多く、電話の着信音にびくっとしたり、話しながら焦ってしまうこともあります。
特に「どう返せばいいかわからない」場面では、頭が真っ白になってしまうことも。
これは、頭の中で丁寧に言葉を選ぶHSPさんならではの特徴です。
ぼくも電話苦手なんだ
できるだけ「チャットでのやりとり」や「マニュアル化された対応」がある環境を選ぶと安心です◎
苦手なことは“工夫”や“相談”でラクにできます。
私も電話が苦手な分、ちがうところで協力するようにしてました。
3.必要以上に引きずる
HSPさんは1回の失敗や注意でも、「あの時こうすればよかった…」と長く反省してしまうことがあります。
周囲は気にしていなくても、自分の中では何度も繰り返し思い出してしまうのがHSPさんの特徴です。
それは責任感が強く、真面目な証でもあるんですよ？
ただ、「反省」ではなく「自分を責める」状態が続くと、心が疲れてしまいます。
ぼくだっていっぱい失敗しているよ
「次にどう活かせるか？」に意識を切り替える練習を少しずつしてみましょう◎
完璧を目指すより、「ちょっとずつ成長できたらOK」と思えると気持ちが軽くなります。
ミスしても「成長途中」と捉えられると、自分を責めずにいられますし！
教員時代、毎日何かしらミスってました。笑
忙しすぎて凡ミス連発！笑
周りを見渡しても、失敗なしの人間なんていなかったです。
「次、こうしよう！」があれば、それだけで大収穫◎
昨日より一歩成長したってことですよね！
へこむこともあるかもですが、私たちがついています！
いっしょに乗り越えようよ！
4.力を発揮しにくい
HSPさんは、
- 強いノルマ
- スピード重視
- 人間関係がドライな職場
では力を発揮しづらいことがあります。
例えば、常に急かされる業種や競争が激しい職場では、緊張状態が続きやすくなります。
学校の先生とか。笑
それは“能力がない”のではなく、“繊細さに合っていない環境”なだけです。
自分が安心できる業務内容や人間関係がある職場だと、HSPさんは驚くほど力を発揮します。
- 静か
- 丁寧
- サポート役が活きる職場
などが理想的です◎
「職場に自分を合わせる」のではなく、「自分に合う職場を探す」ことが鍵です。
これ早く知りたかった！
合わない職場に無理してとどまるより、環境を見直すことも自分を守る選択ですよ！
5.周りに影響されやすい
HSPさんは、
- 職場の人の機嫌
- 声のトーン
- 雰囲気の変化
などにとても敏感です。
誰かがピリピリしていると、自分もなんだか落ち着かなくなることがあります。
相手の機嫌が自分に伝染してる！やめてくれ！笑
「怒られてるわけじゃないのに、緊張する…」そんなこともよくありますよね。
ほんとに勘弁して欲しいよ
これは“気づく力”があるからこそ起きる自然な反応です。
ただ、自分まで感情に巻き込まれてしまうと、エネルギーがどんどん消耗してしまいます。
「これは相手の感情、私は受け取らない」と心の中で線を引く習慣が効果的です。
HSPさんは“空気が読める人”だからこそ、境界線を意識すると心が守られます。
HSPの短所で意識する事5つ
- 自分を否定しなくていい
- 誰かに頼ってもいい
- 魅力を見て？
- がんばっているよ
- あなたはあなただよ
1.自分を否定しなくていい
HSP気質を持つと、「自分は弱いんじゃないか」と不安になったり、周りと比べて落ち込むこともあるかもしれません。
でも、感じやすさや気配りの力は、誰にでも持てるものではなく、HSPさんならではの“豊かさ”です。
「こんな自分はダメだ」と否定するよりも、「こう感じるのが私の気持ちなんだ」と受け入れることが第一歩。
自分の特性にOKを出すと、心がずいぶんラクになります。
繊細さを活かせる場面や関係性を選ぶことで、自然と生きやすくなります。
無理に「変わろう」としなくても、「合う場所」を探せばいいんです。
合う場所が必ずあるからね！
まずは「このままでもいいよ」と自分に言ってあげてくださいね？
2.誰かに頼ってもいい
HSPさんは、気配り上手で責任感も強いので、「自分でなんとかしなきゃ」と思ってしまうことが多いです。
でも、がんばりすぎて疲れてしまうと、自分の気持ちにも気づけなくなってしまいます。
1人で抱えすぎるより、「ちょっと聞いてもらっていい？」と誰かに打ち明けるだけで、心がスーッと軽くなります！
頼ることは、決して“甘え”ではなく“自分を大切にする行動”です。
心を話せる人が1人でもいると、世界の見え方が変わるね！
自分だけで抱えなくても、ちゃんと支えてくれる人はいます。
あなたが誰かに優しくしてきたように、あなたも支えられていいんです◎
3.魅力を見て？
繊細な気質のために疲れやすかったり、うまくいかないことがあると、「やっぱり自分はダメだ」と思ってしまうことがあります。
でも、“弱さ”と感じているところの裏側には、“優しさ”や“気づく力”という強みが隠れていることが多いです。
自分の「苦手」に注目しすぎると、良いところが見えなくなってしまいます。
時には、「どんな場面で人に喜ばれたかな？」と思い返してみるのも大切です。
長所は、他人の言葉から気づくこともあります。
苦手な部分は、“使いどころ”が違うだけかもしれません。
あなたの魅力をまだあなたが知らないだけでしょ？
自分をまるごと受け止めて、優しく見てあげてくださいね？
4.がんばっているよ
HSPさんは
- 「ちゃんとやらなきゃ」
- 「失敗できない」
と思って、気がつかないうちに力が入りすぎることがあります。
でも、がんばり続けるだけでは、心も体も疲れてしまいます。
“やらないとき”や“手を抜く日”も、必要なセルフケアです。
毎日がんばらなくても、少しずつ進めば十分◎
たとえば「今日は60％くらいでいいや」と思ってみるだけでも、心に余裕ができます。
最近、あなた自身に優しい言葉をかけたのはいつですか？
がんばることより、“自分を守ること”を大事にする視点を持ちましょう。
自分を緩めることで、逆にパフォーマンスが上がることもありますよ。
5.あなたはあなただよ
HSPさんは、
- 「なんで自分だけこんなに疲れるんだろう」
- 「他の人は平気そうなのに」
と落ち込むことがあります。
でも、人それぞれ感じ方も、エネルギーの使い方もまったく違います。
「普通」と思われていることが、自分にとって合わないだけなんです。
普通の数なんて人の数だけあるのでスルーしてOK！
周りに合わせるより、自分の感覚を大切にした方が、結果的に自分も周りもラクになりますよ◎
あなたの代わりなんてどこにもいないよ？
「わたしはわたしのやり方で進んでいい」と思えた時、心がスーッと軽くなります。
自分のペースで歩くことに、自信を持って大丈夫◎
他人のスピードに振り回されず、あなたらしい毎日を大切にしてくださいね？
HSPに関するよくある質問
- HSPって病気？
- 恋愛や友人関係うまくいく？
- HSPのいい所も知りたい
- 前向きに生きたい
- ダメ出しばかりしてしまう
1.HSPって病気？
よく聞かれる疑問ですが、HSP（Highly Sensitive Person）は病気ではなく“気質”です。
生まれ持った脳の仕組みで、他の人よりも刺激に敏感なだけ。
治すものではなく、“自分に合った方法でケアする”ものです◎
「心が弱いから」でも「精神的に未熟だから」でもありません。
理解を深めることで、生きづらさがラクになるケースも多いです。
自分の特性を知ることは、安心して過ごす第一歩です。
正しく知れば、自分に合った生き方も見えてきますよ。
2.恋愛や友人関係うまくいく？
繊細すぎることで、人との距離感に悩むことも多いHSPさん。
ちょっとした言葉で落ち込んだり、相手に気を遣いすぎて疲れてしまうこともあります。
でも、それは“人とのつながりを大事にしたい”という気持ちがあるからこそ。
無理にたくさんの人と仲良くしなくても、安心できる人が1人いれば十分です。
大切に、大切に
自分の感覚に合う人とだけ、ていねいに関係を築けばOK◎
相性の合う人とは、HSPの繊細さがむしろ信頼につながります。
自分に優しく、無理のない距離感を選んでいきましょうね！
3.HSPのいい所も知りたい
「HSPは疲れやすい、傷つきやすい…」という短所ばかりに目が行ってしまうと、自信を失いやすくなります。
HSPさんにはたくさんの素敵な長所があります。
例えば、
- 共感力
- 気配り
- 空気を読む力
- クリエイティブな感性
- 細かい配慮
など…。
それは周囲を支えたり、人を温かく包む力でもあります◎
自分では当たり前だと思っていることが、他の人から見たら大きな長所かもしれません。
短所と長所はいつも表裏一体。
弱みは“やり方”を変えれば強みにもなります。
強みが活かされる環境に行くことが大切◎
自分のよさを知ることが生きづらさを軽くしてくれます！
4.前向きに生きたい
繊細な性格を持つと、「周りに合わせすぎて、自分がわからなくなる」という悩みを感じやすいです。
でも、“HSPであること”と“自分らしさ”は、どちらかを選ぶ必要はありません。
感じ方や疲れやすさを理解しながら、自分らしい働き方・人間関係・暮らし方を見つけることは可能です。
HSPだからこそできる優しい生き方があります。
ポイントは
- 「まわりに合わせすぎない」
- 「小さな違和感を見逃さないこと」
人と同じでなくていい、自分のリズムを大切にしてくださいね？
“自分らしさ”は、周りに許されるものではなく、自分が育てていくものです◎
いっしょに乗り越えていこうよ！
5.ダメ出しばかりしてしまう
- 「なんでこんなことで疲れるんだろう」
- 「もっと強くなりたいのに…」
と、自分にダメ出ししてしまうこと、ありませんか？
繊細な感性は、とても大きな個性なのに、社会の中では「変わってる」「弱い」と誤解されることもあります。
HSPさんは他の人が気づかないことに気づける“心のアンテナ”を持った人です。
それはあなたの価値であり、誇っていい個性ですよ？
自分を否定すると、心がますます疲れてしまうよ？
まずは「感じやすいのは悪いことじゃない」と、優しく自分に言ってあげてくださいね◎
自分の心にOKを出すことから、回復は始まります。
あなたの魅力に早く気づいて欲しいです◎
HSPの私・経験談
HSPの私・経験談を紹介します。
- 回復が追いつかなかった
- 大人数に圧倒される
- 電話対応苦痛すぎる
- 人混みが強烈
1.回復が追いつかなかった
教員を8年していました。
仕事そのものもハードですが、子どもたちの成長を見届けられる素敵な仕事だと思っています。
しかし、HSP気質の私は、疲れを回復するスピードが間に合わないことに気づき始めます。
継続するのはきびしいと、段々現実味を帯びてきました。
だから、行動を起こしました。
「独立する」という道を選び、今に繋がっています◎
自分のペースで働くという理想の働き方が現在できています◎
今に感謝です！
その道が正解だったんだね！
2.大人数に圧倒される
やはり人数の多い学校、大人数での飲み会などは得意にはなれませんでした。
気疲れが半端なく、表面的な会話に私が耐えられなかった。
「もっと深い話がしたいのにな」と思っては一次会で即退散していましたね◎
「自分の心を守る」を第一優先にしていました！
自分のペースを大切にしていたね！
3.電話対応苦痛すぎる
どれだけ鳴るんかいと思うほどに、職員室にいたらピリリリの連続だったので、必要な時以外は教室にこもって作業したり、教材研究をしていました。
ちょっとした作業音で集中力途切れるのもったいないからですね。
よくがんばってこなしたよね！
それでも電話をとらないといけない日はあったので、その時はがんばりました。笑
一回で聞き取れているか確認するために反復したり、ミスが起きないように慎重に確認するようにしていました。
今は電話対応とかないので、すごく楽ですね◎
やはり作業がしやすい環境で働くって大切だなと思いました！
あなたも、もし今辛いなら環境を変えるチャンスですよ！
4.人混みが強烈
どうしても友達と会う時、駅で集合したりする時があるので、その時はかなり気合を入れて人混みに入ります。
「慣れるかな？」と思ったのですが、全然慣れません。笑
「ま、いっか♪」と気持ちを切り替えていますが、なるべく大人数の場所には行かないように工夫しています。
心を許し合える関係なら、あなたが人混みが苦手なこと伝えるのもいいですね！
理解してもらえたら、これからが楽だから◎
