HSPさんは教師向いてない?【小学校教員8年の私が語る】

ぺんた
ぺんた

HSPさんって教師向いてないの?

Emiさん
Emiさん

向いていない部分が多いかな。

実際に現場で働いた経験がある私が解説するね!

前半では、教員がHSPに向いていない理由を10こ解説していきます。

後半では、教員が活かせるHSPの強み・自分を守る対策を紹介していきますよ!

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目次

HSPは教師として働けます

Emiさん
Emiさん

私は小学校教員を8年しました。

ぺんた
ぺんた

メンタルを何回かやっちゃたんだよね

あなたの才能が教育で活かされることはまちがいない。

「HSPさんは教師向いてない!」とはいいません。

しかし、HSP気質のあなたが働くというのは、かなり精神的に負担があるという事実も知っておいてほしいと思います。

教員がHSPに向いていない理由10

教員がHSPに向いていない理由10
  • 素直な気持ちを出しにくい
  • 責任感が重い
  • 刺激が多すぎ
  • プライベートも勉強
  • 1日の予定が詰まりすぎ
  • らしくがプレッシャー
  • 我慢が美徳
  • 精神の回復が追いつかない
  • 人間関係きつい
  • 感情の刺激に疲れる

それでは、解説します。

1.素直な気持ちを出しにくい


学校の現場では、「弱音を吐かないこと」がよしとされる空気が残っています。

  • 疲れた
  • つらい

と感じても、言いづらい雰囲気に息苦しさを覚えるHSPさんも多いです。

また、「共感してほしいだけなのに、アドバイスされて終わる」経験にモヤモヤしてしまうことも。

Emiさん
Emiさん

「求めてないよ!」って感じでした笑

繊細な自分を隠して“先生らしく”ふるまい続けるのは、心にフタをする行為でもあります。

HSPさんにとっては、“安心して話せる人”が身近にいないことが、見えないストレスになります。

「そのままでいい」と受け止めてもらえる環境が少ないのも、大きな負担になるのです。

Emiさん
Emiさん

結構、感情を押し殺す場面はありましたね

ぺんた
ぺんた

かなりそれもストレスかもね

2.責任感が重い


教員は、子どもの人生に大きく関わる責任ある仕事です。

HSPさんは共感力が強い分、

  • 「この子のために」
  • 「失敗させたくない」

と強く背負ってしまいがち。

時には子どもや保護者の問題まで自分ごとのように抱えてしまいます。

Emiさん
Emiさん

これかなり危険なので、絶対自分の課題として捉えないようにしてくださいね!

メンタルが病む時は、自分ではない課題、つまり相手の課題に踏み入れた時です。

感情移入が深すぎることで、線引きができなくなり、自分の生活も圧迫されていきます。

「誰かのために動きすぎて、自分のことが後回しに…」という悪循環に陥ることも。

責任感があるのは素晴らしいことですが、HSPさんには“引く勇気”も必要です。

Emiさん
Emiさん

以前の私がそうだったからです。

ぺんた
ぺんた

アドラー心理学を学んでからは気が楽になったんだよね

3.刺激が多すぎ


教室・廊下・職員室…どこにいても「にぎやか」なのが学校という場所。

  • チャイム
  • 子どもたちの話し声
  • 部活の音
  • アナウンス

など、音の刺激は絶えません。

HSPさんは五感が敏感なので、こうした音やざわざわした環境が大きなストレスになります。

Emiさん
Emiさん

周囲が気になって集中できなかったり、疲労感がたまりやすくなります。

たとえ物理的に休めていても、「うるさくて休まった感じがしない」ことも。

音だけでなく、光やにおいなども積み重なると、HSPさんの心身を削ってしまいます。

Emiさん
Emiさん

結構、体力を奪われるんです。

ぺんた
ぺんた

音の刺激はくるよね

4.プライベートも勉強


教員という仕事は、勤務時間外にも影響が及びやすいです。

  • 「休日なのに保護者から連絡が来る」
  • 「夜に部活の連絡がある」

など、中・高校の先生ならプライベートが守られにくい環境も。

HSPさんは「ちゃんと対応しなきゃ」と思う真面目さがあるため、つい応じてしまいます。

Emiさん
Emiさん

でも、その結果“いつ休んでいいかわからない”状態に陥ることも。

自分の時間と他人の時間の境界線が曖昧になり、気づけば心がすり減っていくのです。

「常に気を張っている」状況が続くことは、HSPさんにとって非常に負担が大きいのです。

Emiさん
Emiさん

ある高校の先生は、部活が終わって帰るのが22時になると言っていました。

ぺんた
ぺんた

かなりハードワークすぎる…

5.1日の予定が詰まりすぎ


学校現場は時間に追われる連続です。

  • 授業
  • 打ち合わせ
  • 提出物
  • 保護者対応

…スケジュールはバシバシに詰まってます。

HSPさんにとって「予定が詰まっている=心が休まらない」状態になりやすいです。

ふと考える時間や、一息つける間がないと、パンクしてしまうことも。

Emiさん
Emiさん

休み時間には生徒のトラブルがあったら、それも対応しないといけません。

「次これ、次はあれ…」と頭がいっぱいで、ひとつのことに集中しづらくなります。

気持ちの整理が追いつかないまま、また次の刺激がやってくるというループに。

心の余白がない日々は、HSPさんのやさしさや繊細さを発揮しづらくしてしまいます。

Emiさん
Emiさん

受け持つ学年にもよりますが、かなりきついですよ!笑

ぺんた
ぺんた

生徒指導はしびれたな…

6.らしくがプレッシャー


教員は「模範となる存在」であることを求められやすい仕事です。

でもHSPさんは、人一倍「ちゃんとしなきゃ」と思いがち。

生徒の前では明るくふるまい、職員室では気を張り、家に帰っても教材研究…。

  • 「失敗できない」
  • 「感情を出しちゃダメ」

など、自分を縛ってしまうことも。

本当は丁寧に考えて行動しているのに、自分を責めてしまいがちです。

その結果、プレッシャーで押しつぶされてしまうことがあります。

Emiさん
Emiさん

先生らしくとか思わなくていいんですよ!
あなたのカラーがいい◎

ぺんた
ぺんた

ゆるゆるくらいでいいね

7.我慢が美徳


学校現場では

  • 「忍耐力」
  • 「熱意」
  • 「根性」

が求められる場面がまだまだ多いです。

それはときに、自分の限界を超えてもがんばれという圧力にもなります。

HSPさんは周りの期待を裏切りたくないという気持ちが強いので、無理をしてしまいがち。

Emiさん
Emiさん

「がんばりたいけど、もう限界…でも言い出せない」と一人で抱え込みやすくなります。

自己犠牲の精神が評価されがちな環境だと、心も身体も削られてしまいます。

やさしさや繊細さを大切にしたいHSPさんにとっては、つらさが募りやすい構造なのです。

Emiさん
Emiさん

ラストの年は、それで適応障害になりました。

ぺんた
ぺんた

無理と思ったら手放す勇気を学んだよね

我慢とかいってられないです。

そうなる前に逃げてくださいね◎

8.精神の回復が追いつかない


教員の仕事は、授業だけではありません。

  • 会議
  • 保護者対応
  • 事務作業
  • 部活指導

…どんどん予定が詰まっていきます。

早朝から夜まで働き詰めで、休日出勤も珍しくありません。

HSPさんはエネルギーの消耗が早いため、休む時間の少なさが大きなダメージになります。

Emiさん
Emiさん

結局回復が追いつかないというオチです。

人よりも回復に時間がかかる体質なのに、その余裕がないことで慢性的な疲労状態に。

「ずっと頑張ってるのに、どんどん心がしんどくなる」そんなループに入りやすくなってしまいます。

Emiさん
Emiさん

HSP気質が輝ける場所ではないですね

ぺんた
ぺんた

もっと合う場所がある!

9.人間関係きつい


教員同士の関係も、実はかなり複雑で気をつかう場面が多いです。

HSPさんは空気を読む力がある分、上下関係やちょっとした言葉にすごく敏感になります。

  • 「今の言い方、まずかったかも…」
  • 「あの人、怒ってないかな」

と一人で悩んでしまいがち。

また、職員室は常に誰かがいて静かにならないので、安心して休める場所がありません。

一日中、気を張りっぱなしになることもあります。

あと電話もよくかかるので、ずっと刺激を拾ってる感じ。

Emiさん
Emiさん

自分の教室で過ごせばいいですね◎

ぺんた
ぺんた

会議の時は仕方ないけど、それ以外は教室が絶対いい

しかし、他学年や同学年で進捗の打ち合わせなどがあるので、職員室でしないといけない仕事もあります。

学級事務もあるので、金銭を扱っているときなどは必然的に職員室ですね。

10.感情の刺激に疲れる


教室には、毎日いろいろな感情があふれています。

子どもの笑顔もあれば、怒り、泣き声、トラブルもたくさん。

HSPさんは人の気持ちを敏感にキャッチするので、無意識に疲れてしまいます。

Emiさん
Emiさん

これが絶えないクラスは1年間かなりきついです。
授業の合間にその対応をしないといけないので、気が休まりません。

毎日が感情のジェットコースターだと、HSPさんの心はすり減ってしまいやすいのです。

ぺんた
ぺんた

よくがんばったよね

教員が活かせるHSPの強み10

教員が活かせるHSPの強み10
  • 言葉の選び方がていねい
  • 静かな子にも目を向けられる
  • ミスを見逃さない注意深さ
  • 保護者への対応がきめ細かい
  • 素直な子どもたちが集まる
  • 可能性を信じられる
  • 思春期の複雑な感情に共感
  • じっくり向き合える
  • 小さな変化
  • 相手に合った教え方

ゆっくりみていきましょう。

1.言葉の選び方がていねい


HSPさんは相手の気持ちを傷つけないよう、自然とやさしい言葉を選ぶ傾向があります。

だからこそ、生徒を叱るときでも「伝わるけれど、傷つかない」絶妙な声かけができます。

例えば「どうしてそんなことしたの!」ではなく、「なにかあったの?」と声をかけられるやさしさ◎

Emiさん
Emiさん

この言葉の使い方は、信頼関係づくりにとても大切です。

子どもは“安全に話せる人”をしっかり見極めています。

HSPさんの繊細な言葉選びは、教員という職業において、大きな信頼を築く要素になります。

Emiさん
Emiさん

「先生の言い方は優しいね」って言われた時はうれしかったですね。

ぺんた
ぺんた

子どもたちはよく見ているよね。笑

2.静かな子にも目を向けられる


目立つ子どもばかりに意識が向きがちな学校現場。

でもHSPの先生は、静かで控えめな子や、自分の気持ちを出せない子にも自然と目を向けられます。

「発言していないけど、実はよく考えてる子」に声をかけてあげられる、そんな力を持っています。

Emiさん
Emiさん

いつも気にかけているよ、ということを言葉で伝えるようにしていました。

生徒にとっては、「わかってくれる人がいる」と感じる大きなきっかけになります。

その一言が、自己肯定感や安心感につながることも

全体ではなく、“一人ひとり”に心を向けられるのが、HSPさんの真の強みです。

Emiさん
Emiさん

昼休みを1人で過ごしたい子もいます。

ぺんた
ぺんた

そういう時は、近くで仕事をするようにしていたよね

3.ミスを見逃さない注意深さ


HSPさんは細かい変化や違和感に気づく力が高いので、テストの採点や事務作業でもミスが少ないです。

例えば、通知表の数字や提出物の管理など、正確さが求められる場面で力を発揮します。

この「注意深さ」は、目立たなくても信頼される大切なスキル

Emiさん
Emiさん

また、教材づくりや掲示物のデザインでも「見やすく整える」工夫が自然とできます。

細部に気を配れるというのは、子どもにも教員仲間にも喜ばれることです。

“当たり前”のようにやっていることが、実は職場で重宝される力なのです。

ぺんた
ぺんた

教材作りは、子どもたちにわかりやすいワークシートをつくったよ!

4.保護者への対応がきめ細かい


HSPさんは、相手の立場に立って物事を考える力が高いので、保護者対応でもその力が光ります。

  • 「この言い方だと不安にさせるかな?」
  • 「どう伝えれば受け取りやすいかな?」

と考えて行動できます。

特に繊細な子どもの保護者にとって、HSPの先生は“安心して任せられる存在”になりやすいです。

また、細かいところまで伝えてくれる・配慮してくれると感謝されることも多いです。

Emiさん
Emiさん

信頼関係が築けると、子どもにとってもプラスになります。

ぺんた
ぺんた

家庭と学校の橋渡し役として、HSPのやさしさは大きな力に◎

5.素直な子どもたちが集まる


HSPさんの落ち着いた雰囲気ややさしい言葉がけは、子どもたちにも自然と伝わります。

  • “先生の前だと安心する”
  • “この先生なら話せる”

と感じる生徒が集まってくることも。

Emiさん
Emiさん

「先生といると落ち着くから、また勉強したい!」と言われた時は涙が出そうなくらいうれしかったです。

特に、人に甘えられない子・がんばりすぎている子・悩みを抱えている子にとっては、「わかってもらえた」という体験が、生きる希望になることもあります◎

学校に来ている子どもたち全員が恵まれた家庭環境でないことも多いからです。

教員として「子どもの居場所をつくれる」ことは、本当に大切な役割。

Emiさん
Emiさん

HSPさんは、意識しなくても“寄り添える空気”をまとっていることが多いのです。

ぺんた
ぺんた

だからこそ、子どもたちの心に残る先生になれるんだよね!

6.可能性を信じられる


HSPさんは、表面だけではなく、その人の

  • “本来の力”
  • “芽生えかけている力”

に目を向けることができます。

ちょっとした成長や努力を見逃さず、

  • 「よく気づいたね」
  • 「それってすごいことだよ」

と認めることが得意です。

Emiさん
Emiさん

本人すら気づいていない可能性を、言葉で引き出してあげられるのです。

「こんな先生に出会えてよかった」と言われるのは、まさにこの能力ゆえ。

やさしいフィードバックが、生徒のやる気や自己肯定感を高めます。

ぺんた
ぺんた

“育てる力”を持っているのが、HSPの先生たち◎

7.思春期の複雑な感情に共感


中高生の思春期は、誰もが不安定で、心が揺れやすい時期です。

HSPさんは、自分が繊細だからこそ、相手の繊細さにも自然に共感できます。

「わかってくれる先生がいる」という安心感は、生徒にとってとても大きな支えになります。

Emiさん
Emiさん

感情のゆらぎを責めず、静かに寄り添えるのは、HSPさんならではの強み。

思春期特有の“反抗的な態度”の裏にある不安にも、敏感に気づけます。

ぺんた
ぺんた

共感力は、相手の心をひらく鍵になるんだよね!

8.じっくり向き合える


HSPさんは、大勢に一気に対応するよりも、1対1の関わりで力を発揮します。

Emiさん
Emiさん

ここがHSPさんの強みなんです!
1人1人を大切に想います◎

生徒の話をよく聞き、感情に寄り添い、丁寧に応答する姿勢が自然と身についています。

“量より質”の関係づくりができるため、生徒の信頼を集めやすいです。

表面的な言葉だけで判断せず、気持ちの奥にある“本音”まで察してあげられる力もあります◎

Emiさん
Emiさん

ゆっくりでも深い対話ができることは、教育の現場で非常に価値のある力です。

ぺんた
ぺんた

関係が築けたとき、生徒の中に一生残る「大切な先生」となることもあります。

9.小さな変化


HSPさんは、

  • 相手の表情
  • 態度
  • 声のトーン

のわずかな変化を見逃しません。

「今日ちょっと元気がないな」「さっきの発言が引っかかっていそう」など、他の人が見落としがちなサインにも敏感に反応できます。

Emiさん
Emiさん

この気づきが、いじめや不登校などの早期発見にもつながります。

また、特別な支援が必要な子どもにとって、HSPの先生の“見守る力”はとても安心できる存在です。

細やかな観察力は、信頼関係のきっかけになります。

「何気ない変化に気づいてくれた」ことが、生徒にとって大きな支えになることもあります。

Emiさん
Emiさん

常に子どもたちの前と今を比較するといいですね!

ぺんた
ぺんた

成長に気づけると伝えられるもんね!

10.相手に合った教え方


HSPさんは、人の反応や理解度に敏感です。

そのため「この子にはもう少しかみ砕いて伝えた方がいいかも」と自然に工夫ができます。

決して早口ではなく、相手のペースに合わせて丁寧に教えることができるのは、大きな強みです。

Emiさん
Emiさん

感情を交えた温かい説明は、生徒の心にも残りやすいです。

また、言葉の選び方が繊細なので、傷つけずにやさしく指導できるタイプが多いです。

「教え方に正解はない」と言われる中で、HSPさんは“その子に合った”伝え方が自然とできるのです。

Emiさん
Emiさん

とある先生と叱るの方法がちがいすぎて、衝突が何度か起きたぐらいです。笑

ぺんた
ぺんた

自分が正しいは、自分を滅ぼすよね

私は、アドラー心理学を適用し、実践していました。

しかし、A先生は強く言えばいい、みたいな感じで愛がない叱り方がずっと疑問でした。

現実、愛のある叱り方をしている先生は少ないというのも事実。

Emiさん
Emiさん

子どもたちの中に起きている深層心理を、本当の意味で理解して実践されている先生は少ないと思います。

HSC(繊細な子どもたち)も一定数いるので、そういった子どもたちが聞いても大丈夫な雰囲気作りや言葉選びはとても重要だなと。

HSP教員の自分を守る対策10

HSP教員の自分を守る対策10
  • 異動・転職は逃げではない
  • 感情を溜めずに小出しに
  • 別の自分の居場所
  • 予定を詰めすぎない
  • 6割OKのマインド
  • 週1は何もしない
  • 話を聞いてもらえる場
  • 学校以外の価値観
  • 刺激から離れる工夫
  • 自分を癒す習慣

1つずつみていきましょう。

1.異動・転職は逃げではない


HSP教員の中には、「この職場はしんどいけど、がんばらなきゃ」と無理をし続けてしまう人が多いです。

でも、場所が変わるだけで、心の軽さが全く違うこともあります。

異動や転職は、現実逃避ではなく、自分の命と心を守る選択肢のひとつ

Emiさん
Emiさん

実際に、働く環境を変えたことでHSP気質が生きるようになった人もたくさんいます。

  • 「変わっても大丈夫」
  • 「自分を守っていい」

と思えることが、強さになります。

どこで働くかは、自分で選んでいいのです。

Emiさん
Emiさん

「選べる」というところがいいですね!

ぺんた
ぺんた

教員になったら、希望は出せても通らないことがほどんどだからね!

2.感情を溜めずに小出しに


HSPさんは、感情を抱え込んでしまう傾向があります。

  • 「これは言うべきじゃないかも」
  • 「迷惑になるかも」

と思って我慢しているうちに、心がパンクしがち。

だからこそ、感情は“日々少しずつ外に出す”ことが大切です。

例えば、

  • 日記を書く
  • スマホに感情メモをつける
  • 信頼できる人にポロッとこぼす

完璧な言葉じゃなくても大丈夫。

「気持ちに気づく」ことがまず第一歩です。

感情は、ためこむより、少しずつ流した方がラクになります。

Emiさん
Emiさん

ためこんでいいことはありません!

ぺんた
ぺんた

自分の感情は小出しでいこう!

3.別の自分の居場所


HSP教員は「仕事=自分のすべて」になりやすい傾向があります。

でも、教員としての自分だけで生きていると、苦しくなったときに逃げ場がありません。

  • 趣味のサークル
  • ボランティア活動
  • オンラインコミュニティ

など、「先生じゃなくても大切にされる場所」をひとつ持っておくと、心の安全基地になります。

自分を多面的に見ることで、自己肯定感がバランスよく育ちますよ!

一つの場所に依存しないのは、自分を守るための大事な工夫です。

Emiさん
Emiさん

心の安全基地を複数持つと気が楽になりますね!

ぺんた
ぺんた

一点集中ではなくて、分散するんだね!

4.予定を詰めすぎない


教員の仕事は多岐にわたるため、ついスケジュールをパンパンに入れがちです。

でも、HSPさんにとっては“予定の余白”が回復のカギ。

30分でも何も入れない時間があると、心と身体が整いやすくなります。

Emiさん
Emiさん

「もっと動けるはず」と思わず、あえて空白を作ることが自己管理につながります。

周囲に合わせすぎず、自分にとっての“適量”を見極める練習をしてみましょう。

頑張る時間より、休む時間の方が、力になることもあるのです。

ぺんた
ぺんた

あえて予定を入れすぎない!だね!

5.6割OKのマインド


HSPさんは責任感が強く、つい完璧を目指してしまいがちです。

でも、学校現場には予測できないことも多く、いつも100点満点を取るのは不可能です。

「今日は6割できたからOK」とゆるめに合格ラインを決めておくと、心に余裕が生まれます。

Emiさん
Emiさん

完璧を目指すと、失敗やミスに過敏になり、自己否定が始まってしまうことも。

あえて“完璧じゃなくていい”というゆるさが、自分を守るバリアになります。

自分に優しいマインドは、生徒にも優しいまなざしにつながります。

Emiさん
Emiさん

完璧主義は自分だけでなく、周りにも負担をかけてしまいます。

ぺんた
ぺんた

年々上手になっていけばいい!って気持ちで大丈夫◎

6.週1は何もしない


教員という職業は、四六時中“先生でいる自分”に縛られやすいもの。

でもHSPさんは、人の期待に応えようとしすぎて、だんだん自分を見失ってしまうことがあります。

だからこそ、週に1日・数時間だけでも「名前で呼ばれる自分」に戻る時間が必要です。

  • 趣味
  • 創作活動
  • 友達との時間

など、“役割”ではなく“個人”として過ごす時間が回復を促します。

「私は先生である前に、ひとりの人間なんだ」と思える時間が、心のバランスを保ってくれます。

自分を大切にすることが、生徒を大切にする力にもなります。

Emiさん
Emiさん

学校のことは一旦忘れましょう!

ぺんた
ぺんた

休日中に仕事のことを思い出すとストレスが増えるんだよ!

7.話を聞いてもらえる場


HSPさんは一人でがんばりすぎて、気づいたときには限界…ということがよくあります。

だからこそ、普段から「話せる相手」「共感してくれる人」が必要です。

  • カウンセリング
  • コーチング
  • 仲間同士の雑談

など、なんでも大丈夫。

「わかってくれる」「否定されない」と感じることが、心を大きく支えてくれます。

話すことで、気持ちを整理し、ストレスも軽減できます。

ひとりで抱えこまず、心のよりどころを持つことは、HSP教員の“命綱”です。

Emiさん
Emiさん

話を聞いてもらえることで少しガス抜きができます。

ぺんた
ぺんた

それでも解決しない時は上司に相談してね!

8.学校以外の価値観


学校の中だけにいると、「教員の常識=社会の常識」だと錯覚してしまうことがあります。

Emiさん
Emiさん

そんなことは全然ないので安心してください◎

でも実は、外に出てみると

  • 「こんなに自由でいいんだ」
  • 「無理しなくても大丈夫だった」

と気づけることも。

YouTube、本、SNSなどで、他分野で生きている人の価値観にふれることは、心の支えになります◎

「こうあるべき」から離れて、“自分のペースで生きていい”と思える機会をつくりましょう。

教員という仕事が合わないわけじゃなく、「一つの型に合わなかっただけ」かもしれません。

広い視野は、あなたの心を自由にします。

Emiさん
Emiさん

これだけ、なんてことないです。

ぺんた
ぺんた

選択肢はたくさんあるってことを覚えておいてね!

9.刺激から離れる工夫


HSPさんは、音・光・人間関係などの刺激を受けやすいため、意識的に距離をとる時間が必要です。

学校という場は常にざわざわしていて、無意識のうちに消耗しています。

休み時間でも職員室がうるさい、話しかけられる…という方は、静かな空間に避難する選択を。

例えば、

  • 保健室の裏
  • 校庭のベンチ
  • 空き教室

など“心が静まる場所”を見つけておくと◎

短時間でもよいので、外部の刺激から切り離された時間があると、心が回復しやすくなります。

“静けさ”はHSPのエネルギーチャージです。

Emiさん
Emiさん

とにかく静かなところで5分だけでも過ごすと気が楽になります。

ぺんた
ぺんた

車内がいいよね

10.自分を癒す習慣


HSP教員は周りに気を配りすぎて、つい自分のことを後回しにしがちです。

だからこそ、意識的に“自分をいたわる時間”をつくることが大切です。

例えば、

  • 湯船にゆっくり浸かる
  • 自然の中を歩く
  • 五感が喜ぶことをする

など。

一番大切なのは、「疲れた」と感じる前にケアすること。

Emiさん
Emiさん

心がすり減る前に、小さく充電する工夫が必要です。

ぺんた
ぺんた

サウナは脳疲労をとってくれるからおすすめだよ

HSP教員が気をつける8つの事

HSP教員が気をつける8つの事
  • 感情移入しすぎない
  • 学校以外の人間関係
  • セルフチェック
  • いい先生卒業
  • 周りと比べない
  • 対応の型を身につける
  • 問題行動の裏にSOS
  • 休む勇気

ゆっくりみていきます。

1.感情移入しすぎない


HSPさんは共感力が高いので、生徒のつらさや苦しさをまるごと背負ってしまうことがあります。

でも、感情移入しすぎると、自分の心が傷ついてしまうことも…。

大切なのは「共感=一緒に沈むことではない」と知ること。

Emiさん
Emiさん

「その子の気持ちをわかろうとすること」と「その子の人生を代わりに背負うこと」は別です。

例えば

  • “心の境界線を持つ”
  • “心の中で1歩引いてみる”

などのイメージをしてみると◎

共感しながらも、自分の心を守れるようになれば、長く教育の現場で活躍できます。

Emiさん
Emiさん

寄り添うけど拾わないという意識◎

ぺんた
ぺんた

特に負の感情はね!

2.学校以外の人間関係


教員という仕事は、どうしても職場の人間関係に影響されがちです。

もし職員室の空気が合わなかったとき、逃げ場がないととてもつらく感じます。

だからこそ、学校外に“安心できる人間関係”をつくっておくことが大切◎

例えば、

  • 旧友
  • SNSで出会った人
  • 趣味の仲間

など、自分らしく話せる相手を確保しておく。

職場で話せない悩みを聞いてくれる存在は、HSPさんの心の支えになります。

“別の世界”を持つことで、心のバランスがとりやすくなります。

Emiさん
Emiさん

職種がちがう人と話すと、思いつかなかった考えに出会えるので楽しいですね

ぺんた
ぺんた

なるほど!

3.セルフチェック


HSPさんはがんばりすぎていても、それに気づくのが遅れがちです。

だからこそ、日々の小さなセルフチェックがとても大切です。

  • 「今日はなんとなく心がざわざわする」
  • 「体が重いな」

…そんな小さなサインに目を向けてみてください。

疲れが溜まりすぎる前に気づければ、心のリセットも早くできます。

Emiさん
Emiさん

日記やマインドマップなどで感情を見える化するのも効果的です。

ぺんた
ぺんた

自分の感覚を信じることが、いちばんの予防策に◎

大体、体が不調なときはストレスです。

私も何回か胃腸がやられた時があります。

無理は禁物です!

4.いい先生卒業


真面目なHSPの先生ほど、「子どもにも保護者にも職場にも好かれなきゃ」と頑張りすぎてしまいがち◎

でも、すべての人に完璧な対応をしようとすると、自分がすり減ってしまいます。

“少し欠けている部分”があるほうが、人は親しみを持ちやすいのです。

Emiさん
Emiさん

「全力で頑張らないと価値がない」と思い込まなくても大丈夫。

やさしさや丁寧さは、あなたががんばらなくても、自然と伝わっています。

“無理をしない先生”の方が、生徒にとっても信頼しやすかったりするのです。

ぺんた
ぺんた

あなたのカラーでいいんだよ!

5.周りと比べない


HSPさんは人のことをよく観察できる反面、「自分はダメだ」と感じやすい傾向があります。

他の先生が活発だったり、生徒との距離が近かったりすると、引け目を感じることもあるかもしれません。

でも、教育のカタチは人それぞれ。

Emiさん
Emiさん

あなたにしかできない寄り添い方もあります。

表に出るタイプじゃなくても、“静かに信頼を集める先生”も必要です。

自分なりの良さに目を向けることで、少しずつ自己肯定感も育っていきます。

比較より、自分らしさを磨いていくことが、結果的に生徒の安心にもつながります。

Emiさん
Emiさん

昨日の自分と比較です!

ぺんた
ぺんた

ちょっとの積み重ねだよね!

6.対応の型を身につける


HSPさんは相手の感情を強く受け取ってしまうため、保護者対応でぐったりすることもあります。

特に強い言葉を使われると、「自分が悪かったのかも」と落ち込んでしまいがち。

だからこそ、“感情で返さない練習”と、“対応マニュアル”を持っておくのが有効です。

例えば、

  • 「〇〇の件は学校全体で検討します」
  • 「担任だけでは判断できません」
  • 「上司に相談してからお伝えさせてください」

などの言葉を準備しておきましょう。

言葉の“枠”があるだけで、気持ちがグラつきにくくなります。

対応後には、必ず自分をいたわる時間を設けて、心をケアしましょう。

Emiさん
Emiさん

どう言うか事前対策しておけば大丈夫◎

ぺんた
ぺんた

パターンを持っておくんだね

7.問題行動の裏にSOS


HSP教員は、問題を起こす子に心を乱されやすいですが、実は“助けて”のサインであることも。

「乱暴=悪」ではなく、「不安や寂しさの表現」と捉える視点が心をラクにします。

すべてを受け止めようとせず、「どうしてこうなったんだろう?」と冷静に見る意識が必要です。

Emiさん
Emiさん

それでも自分ひとりで抱え込まず、チームや他の先生と連携して対応しましょう。

距離感を保ちつつ、その子の尊厳を大切にするスタンスが、HSPさんには向いています。

モンスターペアレンツの対応もそう。

話を聞いて欲しいだけです。

聞いたら静かになります。

Emiさん
Emiさん

寄り添って聞いて欲しかっただけ、ということがほとんどでした。

境界線をしっかり引いた上で聞くといいですね。

“優しさ”と“境界線”のバランスが、あなたを守ってくれます。

ぺんた
ぺんた

家庭での問題と直結していることもあるね

8.休む勇気


HSPさんは真面目で責任感が強く、「自分ががんばらなきゃ」と無理をしがちです。

でも、限界まで働き続けてしまうと、ある日突然“燃え尽き”がやってきます。

「ちょっと疲れたな」と感じたら、その時点で休むことが大切。

Emiさん
Emiさん

休むことは逃げではなく、未来の生徒のために自分を整える時間です。

むしろ、休める先生のほうが“長く教育に関われる”という視点もあります。

ぺんた
ぺんた

しっかり休んだ方がパフォーマンスが上がります。

一度の人生、教師やめてもいい

選択肢は山ほどある


教員は給料が安定しているので、やめたいと思ってもなかなか行動に移せる人は少ないです。

もちろん、先生という職を誇りに思ってされている先生もいます。

中には「給料いいから」で続けている先生もいるんだなって思いました。

私は精神を何度も壊しかけ、それでも教員を続けましたが、結果退職をとりました。

Emiさん
Emiさん

給料も大事だけど、精神の安定が1番大切だと身に沁みてわかったからです。

ぺんた
ぺんた

何回だってリスタートできるからこそ、体が悲鳴を上げるまで続けなくていいんだよ?

正規でスタートしないという手もある

正規でスタートしない
  • 非常勤×非常勤
  • 講師
  • 実際に働いてみて考える

私の体験談から解説していきますね!

1.非常勤×非常勤


非常勤という名の通り、正規ではない働き方です。

もちろん、立場は弱いですが、いきなり担任を持って心がダウンするよりよっぽどマシです。

一旦学校行事などの流れを把握することをおすすめします。

そうすることでミスマッチを防ぐことができるからです。

Emiさん
Emiさん

大学時代、教育実習にとある学校に行きましたが、それではよくわかりませんでした。

ぺんた
ぺんた

あんまりよくわからないよね

大体、大学時代に教員試験に通って、春から正規で働くのが一般的。

しかし、私はそれをおすすめしません。

どうしてかというと、試験内容と実際の現場でやることにはかなりのギャップがあるからです。

Emiさん
Emiさん

現場で働いてから試験受けた方がいいんじゃない?って思うくらい

新卒の先生が先生なりたてですぐやめられるのはここからきています。

「こんなにきついなんて思わなかった…」です。

現在どこに行っても、先生が不足しています。

なので、焦らなくて大丈夫です。

Emiさん
Emiさん

私は自信がなかったので、初年度は非常勤からスタートしています。

2.講師


大体1年間の雇用契約を教育委員会と結びます。

採用試験を受けずに先生になることは可能です。

しかし、ここで問題が起きます。

通常、採用試験を受けて合格したら、その翌年から正規の先生になり、指導担当の先生がつきます。

Emiさん
Emiさん

講師は指導教員がつきません!

なので、自力でがんばる必要があります。

大体毎年やることは決まっていますし、いっしょに仕事をする先生に教えを乞いながらでも大丈夫です。

ぺんた
ぺんた

毎年退職金ももらえる仕組みだよ!

3.実際に働いてみて考える


採用試験を受けて合格したら、「教諭」という立場で働きます。

もちろん、講師より教諭の方が年々のことを考えたら給料に差がつきます。

知っておいて欲しいのは、講師・教諭どちらも仕事量に大差ないということです。

Emiさん
Emiさん

先生が天職と心から思えるのなら、採用試験受けるのも手です!

ぺんた
ぺんた

講師をしながら、採用試験受けることもできるよ!

教員不足なので、よっぽどのことがないかぎり落とされることもないと思います。

現場で働いて、実際に感じてみてどう思うか?で今後を決めたらいいですね◎

その道を正解にしても、しなくてもいい

私、ずっと疑問だったことがあって。

ベテランの先生と話している時に、「その道を正解にする」みたいな発言をしていて、なんかモヤっとしたんですよね。

なんていうか、無理矢理感があったから違和感を感じたのかもしれません。

Emiさん
Emiさん

正解にしないといけないの?

それって自ら縛られに行っているような、って。

ライフワークはいつでもいくつでもあっていいと思っています。

今やっていることをずっと続けることだけがいいわけじゃない。

ぺんた
ぺんた

正解って言葉の定義づけ、いらないかも

あなたの満たしたい感情と大切にしたい価値観を満たせることが大切なんです。

「いろんな道があっていい!」って思っています◎

HSP教員が活かせる働き方13

HSP教員が活かせる働き方13
  • 個別指導塾
  • 在宅オンライン講師
  • 教育系のライター
  • 心理・教育系
  • 教育NPO
  • フリーランス
  • 教員を支える働き方
  • 不登校支援
  • 動物・植物
  • 静かな環境
  • 教育関連のマーケティング
  • 大人向けの学習サポート
  • エンジニア

あなたの励みになったらうれしいです。

1.個別指導塾


大勢の子どもを見るより、1人1人にじっくり向き合いたいHSPさんに向いています。

目の前の生徒に集中できるため、余計な刺激が少なく、エネルギーの消耗が少なくて済みます。

感情を敏感にキャッチできるHSPの特性が、「この先生、わかってくれる」と安心感につながりますね。

Emiさん
Emiさん

教える内容も比較的自由度が高く、自分の得意分野を活かせることも。

管理職との人間関係や校則に縛られにくい環境で働けるのも魅力です。

「静かに誰かの力になりたい」という想いがある人にぴったり◎

Emiさん
Emiさん

個別指導で働いた経験があるのでおすすめできます。

ぺんた
ぺんた

大人数より、少人数の方が向いているね◎

2.在宅オンライン講師


家という安心できる空間で働けるのは、刺激に敏感なHSPさんにとって大きなメリットです。

自分のペースで話せるし、カメラオフの時間も調整できて気疲れしにくいのが特徴。

  • 英語
  • 国語
  • プログラミング

など、得意分野を活かして個人レッスンをする形も人気です◎

ZoomやGoogle Meetなどのツールを使えば、どこに住んでいても全国の生徒とつながれます。

音や人の視線に疲れやすい人ほど、オンラインという働き方は大きな味方になります。

「1対1で深く関わる」ことが得意なHSPさんにぴったりの選択肢です。

Emiさん
Emiさん

お家で仕事ができるのってすてきです◎

ぺんた
ぺんた

通勤時間を削減できるね!

3.教育系のライター


文章で伝えることが得意なHSPさんに向いているのが、教育ライターや教材編集の仕事です。

自分のペースで考えて、じっくり言葉を選びながらアウトプットできる点が魅力。

また、教員経験を活かして“現場に役立つコンテンツ”をつくることで社会貢献にもつながります。

Emiさん
Emiさん

Webメディアや出版社での在宅案件も増えており、場所に縛られず働けます。

HSPさんが持っている“繊細な観察眼”や“ていねいな表現力”が大いに活きる分野◎

人と話さずに成果が出せる仕事がしたい方におすすめです。

Emiさん
Emiさん

言葉選びが役立つね!

ぺんた
ぺんた

あなたの表現力が活かされるんだね!

4.心理・教育系


共感力の高さをそのまま活かせる職業のひとつが、カウンセリングやコーチングの分野。

「話を最後まで聴いてもらえるだけで救われる」人は多く、HSPさんの存在が光ります。

教員経験があれば、

  • 保護者支援
  • 発達支援
  • 不登校支援

など、活かせるフィールドも広がります。

Emiさん
Emiさん

資格取得も比較的短期間で可能なものがあり、起業も目指せますよ!

1対1の対話が中心なので、自分のペースで仕事を組み立てやすいのもメリット。

  • 「深く人と向き合いたい」
  • 「誰かの力になりたい」

という人に最適です。

Emiさん
Emiさん

人の話を聴くのが苦じゃない人におすすめですよ!

ぺんた
ぺんた

相手の言葉の奥を汲み取れる力が役立つね!

5.教育NPO


公教育の枠にとらわれず、「子どもを支える別のカタチ」で働ける職場もあります。

NPO法人では、居場所づくりや学習支援など、心に寄り添う活動がメイン。

福祉施設や放課後デイなどでも、HSPさんの“やさしさ”や“安心感”が求められます。

Emiさん
Emiさん

「教員はもう無理かも…」と感じた人でも、同じ“子どもに関わる仕事”として再出発できます。

組織の規模が小さい分、人間関係も密になりすぎず心地よい距離感を保ちやすいです。

あなたの“才能”が活きる、新しい場所が見つかるかもしれません。

ぺんた
ぺんた

カタチを変えて関わることができるね!

6.フリーランス


自分の裁量でスケジュールを決められるフリーランスという選択肢もあります。

例えば、

  • 教材の販売
  • 相談窓口の開設
  • イラスト
  • 音楽
  • YouTube

などの発信活動など。

HSPさんは“深く没頭できる仕事”において、圧倒的な集中力を発揮できます。

また、自分の強みや経験を発信することで、「あなたのような人に話を聞いてほしい」という声が届くことも。

  • 「自分らしく働く」
  • 「誰にも遠慮せず選べる」

この自由度がHSPにぴったりです。

不安もありますが、HSPの特性を理解してくれるお客様と出会える喜びもあります。

Emiさん
Emiさん

私にとって大切な価値観を満たす働き方は、フリーランスでした。

ぺんた
ぺんた

裁量できるのいいよね!

7.教員を支える働き方


教壇に立たなくても、裏方として学校や教育を支える働き方もあります。

例えば、

  • 教育系事務職
  • 教材企画
  • 教員採用サポート
  • ICT支援員

などです。

教職の知識や現場感覚を活かしながら、子どもと直接接する負担を減らすことができます。

Emiさん
Emiさん

「前線に出るのはしんどいけれど、教育には関わっていたい」という方にぴったり。

HSPさんが得意な“細やかな配慮”や“段取り力”が、こうした職種で高く評価されます。

静かに教育に貢献したい方に向いた働き方です。

ぺんた
ぺんた

教員を支えてくれる人がいたらうれしいね

8.不登校支援


HSP教員の“繊細な感受性”は、発達特性を持つ子どもや不登校の子どもと相性が良いです。

一般の先生には気づけないような小さな変化に、HSPさんは気づける力があります。

  • 福祉施設
  • 放課後等デイサービス
  • 適応指導教室

などでの支援員として働く選択肢があります。

マンツーマンや少人数での対応が多く、丁寧な関わりができる環境です。

Emiさん
Emiさん

「安心できる大人」として信頼を得やすく、やりがいも大きいです。

ぺんた
ぺんた

その子の居場所をつくることができるね

9.動物・植物


HSPさんは人間関係に神経をすり減らしやすいので、動物や自然と関わる仕事で癒される人も多いです。

  • ペットシッター
  • トリマー補助
  • 農業の手伝い
  • 植物管理の仕事

などが該当します。

また、自然体験教室の運営など、教育と自然をつなげる仕事もあります。

無理に言葉でやり取りしなくてよい場面が多く、心が落ち着きやすいのが特徴です。

Emiさん
Emiさん

季節や天気に寄り添う働き方は、HSPさんのリズムにも合いやすいです。

ぺんた
ぺんた

自然や動物と触れ合いながら、自分の感性を育てていきたい人におすすめですね!

10.静かな環境


音や刺激に敏感なHSPさんにとって、静かな空間で働ける仕事は心が安らぎます。

  • 図書館司書
  • 資料館の案内
  • 博物館の受付や管理

などは、過剰な刺激が少なくて安心です。

人と接する場面もありますが、基本的には“ていねいさ”や“正確さ”が求められる職種。

HSPさんの気配りや集中力が大いに活かされる分野です。

Emiさん
Emiさん

来館者との接し方もソフトで、押しつけられるようなやり取りが少ないのも安心材料。

ぺんた
ぺんた

「静かな環境で淡々と働きたい」人には理想的な職場です。

11.教育関連のマーケティング


教育ベンチャーやオンラインスクールでは、

  • 広報
  • SNS発信
  • 顧客対応

などのポジションがあります。

HSPさんは「相手の立場に立って考える」ことが得意なので、マーケティングや広報業務に向いています。

相手のニーズを察知して、ていねいな文章を書いたり、相談対応をする仕事も人気です。

“伝える”ことで人を支えたい人にぴったりの働き方です◎

Emiさん
Emiさん

教員経験を活かして、「現場の声をわかっている人材」として重宝されることも。

ぺんた
ぺんた

在宅で働けるケースもあり、自分のペースでやり取りができるよ!

12.大人向けの学習サポート


子どもだけでなく、社会人やシニア向けに学びを届ける場も広がっています。

例えば、

  • パソコン教室
  • 語学スクール
  • 自治体の学び直し講座

などです。

子どもより感情的な反応が少なく、静かな環境で落ち着いて関われるのが特徴。

また、大人の学びは「自分から学びたい人」が多いため、教える側もストレスが少なめです。

Emiさん
Emiさん

教員としての“わかりやすく伝える力”が重宝されます。

ぺんた
ぺんた

人間関係の衝突も少なく、穏やかに働ける職場が多いのも安心ポイントだね!

13.エンジニア


教員は、わかりづらいことを「かみ砕いて説明する力」が自然と身についています。

このスキルは、プログラムの仕様書やドキュメントを読み書きする場面でとても役立ちます。

また、論理的に物事を組み立てる力や、ミスを細かく発見する注意深さも、日常的に鍛えられています。

Emiさん
Emiさん

生徒や保護者との調整経験は、エンジニアがチームで開発するときの“コミュニケーション力”にも通じます。

  • 教える
  • 伝える
  • 問題を解く

この3つが得意な教員は、実は技術職とも相性が良いんです。

「人の役に立つ仕組みを作りたい」という思いも、エンジニアとして活かせます。

論理と人間理解の両方を持っている教員は、エンジニアへの転身にも強みを発揮できます。

Emiさん
Emiさん

問題解決力に長けている人におすすめ◎

ぺんた
ぺんた

英検2級・準1級レベルあったらいけます!

HSPの私・体験談

HSPの私・体験談
  • 非常勤×非常勤×塾
  • 講師7年
  • 独立

社会人になってからこれまでを振り返ります。

ぜひお役立てください◎

非常勤×非常勤×塾


このような働き方にしたのは、先生という働き方がはたして向いているのか自信がなかったからです。

やってみたらわかるだろうと思い、小さくスタートすることにしました。

  • 非常勤(1校)
  • 非常勤(1校)
  • 塾講師(4時間)

日曜日はお休みでそれ以外はずっと仕事をしていました。

2校掛け持ちすることで移動はめんどうでしたが、気分が変わって楽しかったですね。

今思えば、非常勤なので、1校に縛られなくて済むのがよかったんだなと思います。

平日は朝8時〜15時まで仕事をして、夕方から21:20まで塾で働くというほぼ働き詰めでした。

Emiさん
Emiさん

それでもめちゃくちゃ楽しかったです。笑

ただ、塾は夜まであるのが難点で、早く帰りたいけど仕方ないという状態でした。

講師7年


非常勤をすることで、「講師いけるんじゃないか?」って思い始めます。

そして、チャレンジ。

初めてでモンスターペアレンツの方とお話しすることになるとは思いませんでした。笑

しかし、いい意味で鍛えられました。

Emiさん
Emiさん

しかし、いきなり教室で意識不明に

ぺんた
ぺんた

めまいがして倒れたんだよね?

自分の中ではストレス発散しているつもりでしたし、特につらいって感じもなかったので保健室で目が覚めた時はびっくりしました。

脳の検査もしてもらい、異常はなく、ストレスからくるものだと診断されました。

「末梢性めまい症」と診断され、ショックだったのを思い出します。

Emiさん
Emiさん

立つとめまいに襲われ、立てませんでした。

トイレもお風呂も床を這っていかなければならず、「え、生きることすらむずかしくなってない?」と怖かったです。

しかし、「治るでしょ!」と信じていたので、リハビリに2週間専念しました。

リハビリをするたびにめまいが起きて辛かったですが、くりかえすうちに収まり、現場復帰することができました。

ぺんた
ぺんた

それからはなんとかなったんだよね!

時おりストレスで胃がやられたこともありますが、なんとか乗り越えました。

しかし、教員ラストの年に適応障害に。

人間関係が今回ダメだった。

あと「仕事がやっと慣れた!」と思ったところに、また新しい仕事(受けたくない仕事)を任され勘弁してほしかったです。

Emiさん
Emiさん

教員不足すぎて断れませんでした。

いい顔をしすぎたことが原因だったんです。

あの時の経験から、「無理なものは無理だ」とキッパリと断ることを教わりました。

独立


適応障害になったことから、私と同じで心に病を抱えている人がたくさんいることを知りました。

また、私自身の経験から、同じように生き方や働き方で困っているかもしれないと思い、役に立てる方法はないか考えます。

大切な価値観を一部満たせていないことに気づき、それが「独立」(自由)だったんです。

Emiさん
Emiさん

素直に心と向き合う時間が今をつくってくれました。

ぺんた
ぺんた

生き方を変え、働き方を変えたEmiさんだからこそできるサービスだよね!

自分自身がHSP気質と知ったのは4年前のことです。

その気質を活かせる働き方を模索し続け、ようやく手にした価値観を満たした生き方をあなたにもしてもらいたい。

その思いでサービスをつくることができました。

あなたに提供できる日が楽しみです。

ーーー繊細さんが笑顔で輝く生き方を選ぶーーー

Emiさん
Emiさん

いっしょに乗り越えていきましょう!

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