
HSPさんは、怒る人が苦手?

とっても苦手だよ!
引きずられない心の持ち方を後半で説明するね!
前半では、HSPさんが怒る人を苦手に感じる理由3つを解説します。
後半では、怒る人の感情に引きずられない心の持ち方を紐解きます。

HSPが怒る人を苦手に感じる理由3つ

HSPが怒る人を苦手に感じる理由3つを解説します。
- 怒りのエネルギーを敏感に受け取ってしまう
- フリーズ反応(凍りつき反応)が起きやすい
- 感情を“自分のこと”のように感じる
1つずつ見ていきましょう。
1.怒りのエネルギーを受け取ってしまう
HSPさんは、怒っている人の声のトーンや顔の表情、周囲の空気の変化にとても敏感なんです。
その場で直接怒られていなくても、「誰かが怒っている」というだけで、心がざわざわしてしまうことがありますよね。
これは「感覚処理感受性(Sensory Processing Sensitivity)」と呼ばれる気質によるもので、Elaine Aron博士の研究によって提唱されました。

周囲の刺激に対する反応が強く、特にネガティブな感情に対しては、より深く反応しやすいんです。
怒りの感情は、HSPさんにとっては“言葉”以上に“空気”として襲いかかってくるように感じられるんですよね。
だから、怒る人と一緒にいるだけで、あなたの心や体はすぐに疲れてしまいます。
決して気にしすぎなのではなく、神経の働きがとても繊細だからなんです。

あなたの感じ方には、ちゃんと科学的な根拠があるんだよ!
その敏感さは、弱さではなく“優しさ”と“察する力”の裏返しなんです。
2.フリーズ反応が起きやすい
HSPさんは、怒っている人を前にすると、思考や言葉が止まってしまうことがあります。
これは「フリーズ反応(freeze response)」と呼ばれ、強いストレスにさらされたときに体や心が固まってしまう状態。
心理学では、「闘争・逃走・凍りつき反応(fight, flight, freeze)」の一種であり、繊細な神経を持つ人ほどこの反応が出やすいとされています(Schauer & Elbert, 2010)。

怒りに直面したとき、あなたは無意識に心を守ろうとして“黙って動けなくなる”という選択をしてしまうんです。
その結果、
- 「なにも言い返せなかった」
- 「また我慢してしまった」
と後悔してしまうこともあるかもしれません。
でも、それはあなたが臆病だからではなく、命を守ろうとする自然な反応。
怒りの場に耐えられないのは、あなたが弱いからじゃないんです。
過去の記憶や体験と結びついて、脳が「危険だ」と判断しているからなんですよ!

まずは「怖いと感じていいんだ」と、自分にやさしく声をかけてあげて!
3.感情を“自分のこと”のように感じる
HSPさんは、共感力が非常に高いため、相手の感情をまるで自分の感情のように感じてしまうことがあります。
特に「怒り」という強い感情は、受け止めるだけでエネルギーを激しく消耗してしまうんです。
心理学では、HSPさんのような人は「過剰共感(hyper-empathy)」の傾向があるとされており、他人の感情に巻き込まれやすいことが研究でも示されています(Acevedo et al., 2014)。

例えば、誰かがイライラしていると、自分が悪くなくても「私のせいかも…」と感じてしまうことがありますよね。
これはあなたが相手を思いやる力に長けているからこそ、起きてしまう反応なんです。
でも、それが続くと「他人の怒り=自分の責任」と思い込んでしまい、心がとても苦しくなってしまいます。
だからこそ、「これは相手の感情。私は悪くない」と、感情を切り分ける習慣がとても大切に◎

相手の怒りは、あなたの価値を下げるものではないよ!
あなたは、あなたのままで大切にされる存在なんですよ!
HSPが取れる3つの対処法

HSPが取れる3つの対処法を解説します。
- 感情の境界線(バウンダリー)を意識する
- 一度クールダウンしてから関わる
- 無理に分かり合おうとしない
ゆっくり見ていきましょう。
1.感情の境界線を意識する
HSPさんは、怒っている人の感情を「自分のせい」と感じてしまいやすい傾向があります。
でも、すべての怒りがあなたの責任というわけではないんです。
そこで必要になるのが「感情の境界線(バウンダリー)」という考え方。

これは、相手の感情とあなたの感情を分けて考えるスキルのことを指します。
心理学でも、健全な対人関係には「心理的境界」が重要だとされています(Cloud & Townsend, 1992)。
例えば、「今、相手は怒っているけど、私の人格が否定されたわけじゃない」と心の中で唱えるだけでも効果があるんです。
相手の怒りをそのまま受け止めるのではなく、「これはその人の問題なんだ」と一歩引いて見るようにしてみてください。

あなたの心を守るために、必要な距離感を取ることは悪いことじゃないんだ
感情の境界線を意識することで、あなたの繊細な心が少しずつ守られていくんですよ。
2.一度クールダウンしてから関わる
怒っている人とその場で向き合おうとすると、HSPさんは強いストレスを感じてしまうことが多いです。
無理に反応しようとせず、一度距離を置いてクールダウンすることがとても大切に。
これは「感情の自己調整(emotion regulation)」という心理スキルにあたり、ストレスへの対処として有効だとされています(Gross, 2002)。

例えば、「少し時間をおいてから話せますか?」と一言伝えるだけでも、状況が落ち着きやすくなります。
その間に、深呼吸をしたり、安全な場所で心を整える時間を持ってみてください。
怒っている人は、相手が反応すればするほど感情を強めることもあるんです。
だからこそ、あなたが冷静でいることが、状況を悪化させないポイントに◎

焦って向き合う必要はないんだよ!
まずは「今の自分を守ること」を優先してくださいね。
あなたの心の安全が、何より大事なんですよ。
3.無理に分かり合おうとしない
HSPさんは、相手と良好な関係を保とうと、つい「わかってもらおう」とがんばりすぎてしまうことがありますよね。
でも、怒っている人の中には、話を聞く余裕がない人もいるんです。
心理学では、「感情的になっているとき、人は論理や共感を受け入れにくい」と言われています(Lerner & Keltner, 2001)。

つまり、怒っている最中の相手に誠実に説明しても、受け止められないことがあるんです。
だからこそ、無理に分かってもらおうとせず、「今はこれ以上話せない」と区切る勇気も大切に◎
全ての人に理解してもらう必要はないし、無理して関係を保つ必要もないんですよ。
あなたが平和に過ごせる場所を選ぶことは、逃げではなく「選択」なんです。

相手を変えようとするより、自分の心の安定を守ることを大事にしてね!
あなたには、心穏やかでいられる人間関係を選ぶ権利があるんです。
「怒られたくない」があなたを縛っている理由3

「怒られたくない」があなたを縛っている理由3を解説します。
- 怒られた経験が“危険”として記憶に残っているから
- 人にどう思われるかを気にしすぎてしまうから
- 「いい人でいなきゃ」という思い込みに縛られているから
ゆっくり見ていきましょう。
1.“危険”として記憶に残っているから
HSPさんは、過去に怒られた経験を人一倍強く覚えていることがあります。
これは、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という場所が、恐怖や危険を記憶として保存しているからなんです。
Elaine Aron博士の研究でも、HSPさんは感情的な出来事を深く処理する傾向があると示されています。

つまり、怒られた記憶が“学び”ではなく“トラウマ”として心に残りやすいということ。
そのため、「また怒られたらどうしよう」と無意識に恐れが強くなり、防衛的な行動をとってしまうこともあります。
怒られないようにと気を使いすぎて、言いたいことが言えなくなるのもその一例です。
でも、それはあなたが弱いからではなく、脳があなたを守ろうとしている反応なんですよ!

まずは「怖がって当然だったんだ」と、過去のあなたにやさしく声をかけてあげてくださいね。
その怖さには、ちゃんと理由があるんですよ。
2.どう思われるかを気にする
HSPさんは、人の気持ちに敏感だからこそ、
- 「嫌われたくない」
- 「迷惑をかけたくない」
と考えがちなんです。
この気持ちは優しさでもある一方で、行動を縛る不安にもなってしまいます。
心理学では、「評価懸念(fear of negative evaluation)」と呼ばれる傾向があり、HSPさんはこの傾向が強く出やすいとされています(Wei et al., 2005)。

つまり、怒られる=否定されると感じてしまい、自分を守るために「何も言えなくなる」ことがあるんです。
例えば、間違っていても謝れなかったり、言いたい意見を押し込めてしまったり。
その結果、心の中にモヤモヤが残ってしまうんです。
でも、怒られたくないという気持ちが強すぎると、あなたの本音がどんどん隠れてしまいます。
誰かの感情より、まずはあなたの心の声を大切にしてくださいね。

あなたの価値は、他人の評価だけで決まるものじゃないよ!
3.思い込みに縛られている
HSPさんは、まわりとの調和を大切にするため、「いい人でいよう」と無意識にがんばってしまうことがあります。
でも、「いい人=怒られない人」という思い込みがあると、どんどん自分を犠牲にしてしまいやすくなるんです。
これは「過剰適応(over-adaptation)」と呼ばれ、心理学では自分の感情やニーズを抑えすぎる状態として問題視されています(Kato, 1994)。

例えば、無理して笑顔でいたり、本当は疲れていても断れなかったり。
怒られたくないから“いい人”を演じる――そんな毎日が続くと、やがて心がすり減ってしまうんです。
でも、「いい人」であることと、「ありのままのあなた」は別物なんですよ。
怒られることを恐れずに、「これは嫌だ」と伝えることも、立派な人間関係なんです。
あなたは、誰かに気を使いすぎなくても、十分に素敵ですよ◎

無理に好かれようとしなくていい――それが、心を軽くする第一歩!
怒る人の感情に引きずられない心の持ち方3

怒る人の感情に引きずられない心の持ち方3つを解説します。
- 相手の感情とあなたの感情を切り分ける
- “共感しすぎない練習”をしてみる
- 心の中に「安全な場所」をつくる
ゆっくり見ていきましょう。
1.感情を切り分ける
HSPさんは、相手の感情を“まるで自分のこと”のように感じやすいんです。
特に怒っている人を前にすると、「自分が悪いのかも」と無意識に責任を抱えてしまうことがあります。
このとき大切なのは、相手の感情は相手のものと意識することなんです。
心理学では、感情の「分化(emotional differentiation)」が高い人は、ストレスに強いとされています(Kashdan et al., 2015)。

つまり、相手の気持ちと自分の気持ちを切り分けられると、引きずられにくくなるんです。
例えば、「あの人が怒っているのは、その人の中の問題」と心の中で唱えてみてください。
それだけでも、感情の境界線が引きやすくなるんです。
あなたの心を守るには、「それは私の感情じゃない」と線を引くことがとても大事に◎

相手の怒りに全部巻き込まれなくていいんだよ
2.“共感しすぎない練習”をしてみる
HSPさんは共感力が高いことが魅力ですが、ときに「共感しすぎる」ことで自分が苦しくなってしまうこともあります。
心理学ではこれを「過剰共感(hyper-empathy)」と呼び、心の疲労や自己喪失につながると指摘されています(Decety & Jackson, 2004)。
だからこそ、共感を少し抑える練習が必要なんです。

例えば、「あの人にはあの人の事情がある」と一歩引いた視点を持ってみてください。
「わかってあげなきゃ」ではなく、「私はそこに巻き込まれなくていい」と言い聞かせることが大切に◎
優しさと自分の心を守ることは、どちらかを我慢することではないんですよ。
共感を“止める”のではなく、“加減”する意識を持つと心が軽くなります。
あなたが元気でいることが、結果的に人にも優しくできる力になるんです。

共感と自己防衛は、両立していいんだ!
3.心の中に「安全な場所」をつくる
怒る人と接したあとは、頭が真っ白になったり、心がざわざわしたりしますよね。
そんなときは、あなたの心の中に「安心できるイメージ」を持つことがおすすめ◎
これは「イメージ療法(guided imagery)」と呼ばれ、ストレス緩和に効果があるとされています(Singer, 2006)。
例えば、
- やさしい人の顔
- 好きな音楽
- 静かな自然の風景
などを頭の中で思い浮かべると、心が落ち着きやすくなるんです。
外の刺激で揺れる心に、内側から落ち着きを与える方法なんですね。
怒っている人が目の前にいても、「今はこの人が怒ってるだけ。私はここで落ち着いていていい」と、心の中に安心できる場をつくってみてください。

これは逃げではなく、自分を守るための知恵なんです。

怒る人に心を乱されそうなときこそ、自分の内側に戻ることが力になるよ!
怒る人にビクビクしない自分になるには?

怒る人にビクビクしない自分になるには?3つの視点から解説していきます。
- 「怒り=危険」という思い込みを手放す
- 怒る人の“内側”を見る練習をする
- あなたの安心を守る「心の逃げ道」を持っておく
ゆっくり見ていきましょう。
1.「怒り=危険」という思い込みを手放す
HSPさんは、怒る人を見るとすぐに
- 「怖い」
- 「危ない」
と反応してしまいやすいんです。
これは過去の経験や記憶が「怒り=傷つけられる」という認識に変わってしまっているから。
でも実際には、怒っている人すべてが攻撃してくるわけではないんです。
心理学では「認知の歪み(cognitive distortion)」と呼ばれる現象があり、ネガティブな経験が思考に強く影響を与えるとされています(Beck, 1976)。

つまり、「怒っている人は危ない」という思い込みがあなたの行動や感情を縛ってしまっている状態なんです。
まずはその思い込みに気づくことから始めてみてください。
例えば「今、この人は不機嫌だけど、私は責められていない」と心の中で言い直すだけでも効果があります。
現実を冷静に見直すことで、恐怖が少しずつ和らいでいくんです。

あなたの感じ方には意味がありますが、変えることもできるんだよ
2.怒る人の“内側”を見る練習
HSPさんは、相手の表情や声のトーンに敏感に反応してしまいますよね。
だからこそ、怒っている“態度”だけでなく、その奥にある“感情”に目を向ける練習が大切なんです。
心理学では「感情の再評価(reappraisal)」というスキルがあり、相手の行動の背景を想像することで、ネガティブな感情が和らぐとされています(Gross, 2002)。

例えば「この人は不安で怒っているのかもしれない」と考えてみると、少しだけ心の余裕が生まれます。
もちろん相手を正当化する必要はありませんが、反射的な恐怖をやわらげる助けにはなるんです。
怒りの奥には、孤独・焦り・不安など、さまざまな感情が隠れていることも多いんですよね。
そう考えると、「怖い人」から「感情を持った人間」へとイメージが変わっていきます。

相手の中身を見ることで、あなたの心の反応も変わってくるんだよ
人は“理解できるもの”には、少しだけ強くなれるんです。
3.安心を守る「心の逃げ道」をつくる
HSPさんは、怒っている人と関わる場面では、心が一気に緊張してしまうことが多いです。
だからこそ、「こうなったらここに戻ろう」という“心の逃げ道”をあらかじめ用意しておくことが大切に◎
これは心理学でいう「セルフコンパッション(self-compassion)」にも通じる考え方で、自分に対してやさしく接することでストレスに強くなれるとされています(Neff, 2003)。
例えば、
- 深呼吸
- 好きな香り
- やさしい音楽
- 温かいお茶
など、あなたを落ち着かせるものを準備しておくと良いんです。
怒りの空気にのまれそうになったら、心の中で「大丈夫、大丈夫」と自分に声をかけるだけでも効果があります。
- 「その場から物理的に離れる」
- 「少しだけ沈黙する時間をもらう」
なども立派な逃げ道です。

あなたの心には、安全な居場所が必要なんですよ!
逃げることは、負けることじゃないんですよ。

あなたが安心していられる場所を、大切に守っていこうね!
怒られた記憶がずっと残ってしまう理由3

怒られた記憶がずっと残ってしまう理由3つを解説します。
- 脳は「感情」を深く処理するから
- 記憶が「反復思考」として再生されてしまう
- 記憶を癒すには「書くこと」と「共感」が効果的
1つずつ見ていきます。
1.脳は「感情」を深く処理するから
HSPさんは、感情的な出来事を深く記憶する傾向があります。
これは脳の中の「島皮質」や「扁桃体」といった感情処理に関わる部分の活動が、一般の人よりも活発だからなんです(Acevedo et al., 2014)。
- 怒られた瞬間の言葉
- 声のトーン
- 表情
などが細部まで鮮明に残ってしまいやすいんです。
例えば、昔先生にきつく叱られた一言が、大人になっても思い出されることってありませんか?
それは記憶力が良いからではなく、「感情の記憶」に脳が強く反応したからなんです。

HSPさんの脳は“意味のある出来事”として深く保存するクセがあります。
だから、ただ忘れられないだけじゃなく、「今も怖い」と感じるのは自然なこと。

「なかなか忘れられない」あなたを責めないであげて!
2.記憶が「反復思考」として再生されてしまう
怒られた記憶は、一度だけの思い出で終わらず、何度も頭の中で再生されることがありますよね。
これは「反芻思考(rumination)」と呼ばれる現象で、HSPさんに特に起こりやすいとされています(Nolen-Hoeksema, 2000)。
- 「もっとこう言えばよかった」
- 「なんであんな風に言われたんだろう」
と考え続けてしまうんです。
思考がループしてしまうと、記憶が“今も起きていること”のように感じられてしまうことがあるんです。
それが長引くと、自己否定や不安感につながってしまうことも。

でも、この思考には「終わり方」があります。
まずは、「考えても解決しないことに時間を使いすぎてないかな?」と気づいてみてください。
考えそうになったら、「今ここ」に意識を戻す習慣をつけるのがおすすめ◎
今のあなたは、もうあのときとは違うんですよ。

その記憶から、少しずつ自由になっていけるよ!
3.「書くこと」と「共感」が効果的
記憶は、ただ思い出すよりも、「言葉にして書く」ことで整理されやすくなるんです。
心理学では「筆記開示(expressive writing)」と呼ばれる手法があり、つらい経験を書き出すことで感情の整理が進むとされています(Pennebaker, 1997)。
例えば、怒られたときのことをノートに書いて、
- 「どう感じたか」
- 「何を我慢していたか」
などを自由に書いてみてください。
書くことで頭の中にあったモヤモヤが、目で見える“外のもの”に変わっていくんです。
それに加えて、共感的に話を聞いてくれる人の存在も、とても大きな癒しになります。
- 「それはつらかったね」
- 「よくがんばってきたね」
と言ってもらえることで、過去の記憶に新しい意味が加わっていくんです。
あなたの体験は、わかってもらう価値があるんですよ。
怒られた記憶は、あなたのすべてを決めるものじゃないんです。

今のあなたが、あのときのあなたを守ってあげてくださいね。

癒しは、ゆっくりでも確実に進んでいくからね?
怒る人が苦手なあなたへ
HSPさんは、
- 「人と仲良くしなきゃ」
- 「合わせなきゃ」
と無意識にがんばってしまう傾向があります。
でも、すべての人と仲良くする必要はないし、苦手な人がいるのは自然なことなんです。
心理学でも、「自分の価値観や感情を尊重すること」がメンタルヘルスに良い影響を与えるとされています(Deci & Ryan, 2000)。

つまり、「苦手」と感じることを自分に許すことが、心の健康につながるんです。
例えば、「怒る人が苦手だから、無理して関わらない選択をする」というのも、立派な自己尊重ですよね。
苦手を隠すのではなく、「私はこういうタイプです」と認めてあげることが、安心感につながっていきます。
誰かに合わせるより、あなたがあなたらしくいられる環境を選ぶことが大切◎

苦手な人と無理に分かり合わなくていいんだよ!
あなたの感覚は、ちゃんと守ってあげてくださいね?
HSPのよくある質問

HSPのよくある質問をまとめました。
- 怒りがおさまらない時どうする?
- 怒られると引きずる
- 人間関係うまくいかない
- HSPどうすればいい?
- HSS型HSPは生きづらい?
1つずつ見ていきます。
怒りがおさまらない時どうする?
「怒りがおさまらない時どうしたらいいですか?」という相談。

怒りを引きずる理由7つを知ろう!

対策を8つ解説しています。
怒られると引きずる
「怒られると引きずるのですが…」という相談。

それはつらいね

原因と対処法6つに迫ります。
人間関係うまくいかない
「人間関係がうまくいかないなと思うことが増えました」という相談。

そう感じる背景をいっしょにみよう!

対策を6つ紹介しています。
HSPどうすればいい?
「HSPどうすればいいですか?」という相談。

HSPの特徴10こ知ろう!

HSPの4タイプを解説します。
HSS型HSPは生きづらい?
「HSS型HSPは生きづらいですか?」という相談。

得意で仕事するまではきつかった

あなたの強みが輝く環境なら生きづらさは軽減できます!
HSPの私・体験談

HSPの私・体験談を紹介します。
- 怒る人にはスルー
- 自分だったらどう伝えるか
- なるべく距離をとる
1つずつ見ていきましょう。
怒る人にはスルー
教員時代は、ぷんすか怒っている人がたくさんいました。笑
人を動かすのにいろんなアプローチがありますが、怒りの感情で相手を動かそうとする人は苦手でしたね。
生徒に平気でそれをやっている人もいたので、この人は「叱る」を知らないのかなと心配になるレベルでした。
自分だったらどう伝えるか
ただ消耗するだけでは学びがないので、「自分だったらどう伝えるかな?」って考えていましたね。
そうすることで、次同じ場面にあったら活かされますし、時間が無駄になりません。
なるべく距離をとる
怒る人って相手に結構依存的です。
いろんな人のパターンを集約してわかったことなのですが…
そういう人と仲良くなるといいことはありません!笑

だから、距離をとるようにしてよかったなと思っています。

あなたが安心する人との時間を大切にしてね!