HSPはフルタイムきつい？
自分に合わない仕事内容だったらきついと思う！
前半では、フルタイムがきついと感じるHSPの理由14を紹介します。
後半では、フルタイムがきついとき試せること9こなどを解説していきますね！
フルタイムがきついと感じるHSPの理由14
- 売り上げや進捗の数字
- 責任の重さ
- 先の見通しが持てない
- 決まったペースで動く
- 通勤時間での消耗
- だれかといるのが辛い
- 評価されないと感じる
- 急な予定変更に追いつかない
- 落ち込みやすい
- 自分時間が足りない
- マルチタスクの極み
- 職場の人間関係
- 毎日の体調の波
- 体のリカバリー
1つずつ見ていきましょう。
1.売り上げや進捗の数字
成果や数字で評価される職場では、HSPの人はその結果に強く反応してしまうことがあります。
例えば、売上や進捗の数字が目標に届かないと、それだけで落ち込みやすいです。
「頑張っているのに…」という気持ちが、自分を責める原因になってしまいます。
また、上司や周囲からの評価に過剰に反応し、自信を失ってしまうことも。
他人の期待に応えようと無理を重ね、疲れ果ててしまうケースも少なくありません。
HSPには、結果よりもプロセスや努力を見てくれる職場が合っています。
数字にとらわれすぎない、自分らしい働き方ができる場所を選ぶことが大切ですね！
まだまだこれから！
2.責任の重さ
責任感が強いHSPは、任された仕事に対してとても真剣に向き合います。
だからこそ、プレッシャーを感じすぎてしまい、精神的に追い込まれることが…
- 「失敗できない」
- 「迷惑をかけたくない」
という思いが強すぎて、自分を苦しめてしまうことも。
フルタイムの仕事は責任も大きく、気が抜けない場面が続きがちです。
その積み重ねで、「ずっと張りつめたまま」になってしまいます。
やる気はあるのに、気持ちが先に限界を迎えてしまうんです。
適度に任せてもらえる環境があると、HSPの力をもっと活かせるようになるよ！
3.先の見通しが持てない
HSPは「先の見通しが立たないこと」に強い不安を感じやすい特性があります。
フルタイムの職場では、急な仕事の依頼やトラブルが起こるのが当たり前。
そういった予測不能な出来事に、心が過敏に反応してしまいます。
「もしまた同じことが起きたらどうしよう」と考えすぎてしまうことも。
常に心が警戒モードになるので、落ち着いて仕事に集中しづらくなります。
安心して働くには、ある程度「予定通りに動ける」職場環境が大切です。
HSPには、変化の少ない安定した仕事内容が合っていることが多いです。
何をするかがわかっている方が安心するもんね！
4.決まったペースで動く
HSPの人は、日によってエネルギーの量や集中力が変わりやすい傾向があります。
でも、フルタイムの仕事は「毎日同じ時間に同じように働く」ことを求められます。
その固定されたペースに合わせようとすると、心身に大きな負担がかかることも…。
調子のいい日はスムーズに進められても、体調がイマイチな日はそれだけでつらい。
無理して同じスピードで動こうとすると、あとでどっと疲れが出ることに。
HSPにとっては「自分のリズムで動けること」が安心感につながります。
働く時間や作業量を自分で調整できる働き方が向いているのです◎
体調が不調でも関係ないですからね
たしかに強行突破みたいになっちゃうよね
5.通勤時間での消耗
毎日の通勤がすでにストレスになっているHSPさんも多いです。
- 満員電車の音
- におい
- 人との距離感
など、五感にかかる刺激が大きすぎることも。
朝から気力を削られてしまい、出勤前から「今日も無理かも…」と感じる人もいます。
通勤に1時間以上かかる場合は、それだけで往復2時間以上を消費してしまいます。
この移動時間もHSPにとっては「回復時間」ではなく「消耗時間」になりがちです。
在宅勤務や職場の近くに住むなど、通勤ストレスを減らす工夫が必要になってきます。
移動にエネルギーを奪われすぎると、仕事に集中する余力が残らなくなってしまうからです。
私は職場の近くに引っ越して往復2時間だったところを20分まで削減できました！
通勤ストレスってそれだけ精神を削がれるんだね！
6.だれかといるのが辛い
オフィスでのフルタイム勤務では、常に誰かが周囲にいる状態になります。
HSPの方は、人の話し声やキーボードの音など、小さな刺激にも敏感です。
また、誰かが後ろを通るだけでも、無意識に気を張ってしまうことがあります。
そういった状態が長時間続くと、神経が疲れ切ってしまうんです。
「一人になれない」ことがストレスとなり、リフレッシュができません。
在宅勤務や一人作業の時間があれば心が落ち着きますが、フルタイムだとそれが難しいことも。
その結果、「会社にいるだけで疲れる」と感じてしまうのです。
なるべく自分だけのスペースを確保できるようにしたいですよね！
選び取る力が必要だね！
7.評価されないと感じる
HSPは人一倍「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強く、仕事にも真面目に取り組みます。
ですが、努力が認められなかったり、フィードバックがないと深く落ち込んでしまうことがあります。
自分なりに全力を出しているのに、評価が伝わらないと「頑張っても意味がないのかな」と思ってしまうことも。
HSPは細かな部分まで気を配るため、目に見えにくい努力をしていることが多いのです。
その分、認められないときのショックも大きくなりがち。
フルタイム職場では人手も多く、一人ひとりへの気配りが行き届かないこともあります。
そのギャップに心が折れてしまうことがあるのです。
だれかからの評価も大切ですが、まずは自分を1番評価してあげてくださいね！
自分軸だよね！
8.急な予定変更に追いつかない
HSPの方は、予定が決まっていると安心感を持ちやすい性質があります。
しかし、フルタイムの職場では突然の会議や業務変更が多く、心が乱されてしまうことも。
急にやることが変わると、心の準備が整わず、強いストレスを感じることがあります。
一度気持ちが乱れると、切り替えるのに時間がかかる傾向が。
「今やるべきこと」が見えなくなると、混乱したり、焦ってしまうことも。
そうした変化に柔軟に対応するのが苦手なわけではなく、情報処理に時間が必要なだけです。
HSPにとっては、できるだけ予定通りに進む環境が安心材料になります。
タスクリストをつくると、今やる作業に意識を向けられるのでおすすめです！
紙にイライラを書いてぐしゃぐしゃにして捨てるのもネガティブな気持ちを思い出さずに済みます！
9.落ち込みやすい
「他の人は平気そうに働いてるのに、なぜ自分はしんどいの？」と悩むことはありませんか？
HSPの方は、他人の姿をよく観察するので、つい自分と比べてしまいがちです。
「甘えてるのかも」と感じて無理をしてしまう人もいます。
人にはそれぞれ得意・不得意があります。
HSPにはHSPなりのペースと向き・不向きがあるのです。
周囲と比べるのではなく、自分の心と体の声を大切にすることが大切です。
自分を責めるのではなく、「合わない環境にいるだけかも」と優しく捉えてあげてください。
そこだけがすべてじゃないんです！
あなたが輝ける場所に自分を連れて行くんだよ
10.自分時間が足りない
HSPの人にとって「一人で過ごす時間」は、心のバランスを整える大切な時間です。
しかし、フルタイム勤務では家に帰ってもクタクタで、ただ寝るだけになってしまいがち。
自分の好きなことをする余裕がなくなると、気持ちが満たされずストレスもたまりやすくなります。
「自分のために使う時間がない」と感じると、仕事の意欲も減ってしまいます。
心が元気でいるためには、何もしない時間や、静かに過ごす時間が必要です。
HSPは感受性が豊かな分、刺激をたくさん受けるので、リセットする時間が重要です。
そのため、余白のある働き方を選ぶことが、自分らしく生きるカギになります。
自分時間が心の疲れを癒してくれますね◎
大切にしたい時間だよね！
11.マルチタスクの極み
HSPは一つのことに集中する力が高い一方で、マルチタスクになると混乱しやすい傾向があります。
- 「これもしなきゃ」
- 「あれも言われた」
と思考があちこちに向いてしまい、集中力が続かなくなります。
周囲から次々に声をかけられると、脳が処理しきれず、頭がパンクしてしまう感覚に。
優先順位がつけづらく、どれも中途半端になってしまい、自己嫌悪に陥ることもあります。
「私は仕事が遅いのかも…」と感じてしまうかもしれませんが、それは特性の一つです。
環境によっては、一つずつ丁寧に取り組む方が向いています。
マルチタスクよりも、じっくり型の働き方を探すことが大切です。
タスクリストを重要度順につけるといいですね！
迷う手間を減らせるよね！
12.職場の人間関係
HSPは他人の気持ちを敏感に感じ取るため、職場の空気や表情の変化にもすぐに気づきます。
小さな一言や態度も気になり、自分を責めてしまうことがあります。
集団でのやり取りや上下関係のプレッシャーが強いと、ストレスが大きくなりがちです。
「気にしないようにしよう」と思っても、自然と心に引っかかってしまいます。
また、誰かとぶつかることを避けようと気を使いすぎて、自分が疲弊することも。
周囲に合わせることを優先しすぎると、自分の気持ちを抑え込んでしまいます。
結果的に、「毎日通うのがきつい」と感じるようになったり…
本当にこれで適応障害になりました。
働く環境の大切さを実感したよね
13.毎日の体調の波
HSPは心身のバランスが崩れやすく、日によってコンディションに波があります。
天気や気温、周囲の雰囲気にも左右されやすいため、毎日決まった時間に働くのがつらくなることも。
朝が苦手な人や、前日にストレスを受けた人は、特に翌日も引きずりやすい傾向があります。
休みたいと思っても「休めない」と感じることで、さらに悪循環に。
健康的に働くには、自分のペースを大切にできる環境が必要です。
無理をして働き続けると、メンタルや体調を崩してしまうこともあります。
そのため、柔軟な働き方を求めるHSPの方が多いのです。
ストレスが体の不調として出るのでわかりやすい！
あまりにもひどいときは環境を変えよう！
14.体のリカバリー
HSPの方は感受性が高いため、日中ずっと気を張った状態が続くと、エネルギーの消耗が激しくなります。
8時間以上の拘束時間に心も体も疲れやすく、特に静かな時間を必要とする人にとっては苦痛に感じることも。
朝から晩までのスケジュールでは、自分をリセットする余裕が持ちにくいのです。
「もうひと頑張り」が毎日続くと、限界を迎えてしまうこともあります。
また、通勤や昼休みの雑音、人の視線も負担になります。
休憩を挟んでも、完全に気が抜けない感覚がある方も多いです。
こうしたことが積み重なって、「合わない」と感じるのは自然なことですよね。
静かな場所で息抜きする時間をとってください◎
睡眠時間をしっかりとることも大切だよね
フルタイムがきつい時試せる事9
- 同じ悩みを持つ体験談
- 自分らしい仕事を探索
- 働きながらコーチングを受ける
- 一度「お試し休職」をする
- 副業×フリーランス
- パート・派遣
- 在宅勤務・週休制度
- 職場内で相性のいい場所
- 勤務時間の変更交渉
1つずつ見ていきましょう。
1.同じ悩みを持つ体験談
「自分だけがつらいのかも…」と思っていると、ますます孤独を感じてしまうことがあります。
そんなときは、HSPであることや働き方に悩む人のブログや本を読んでみるのも一つの方法です。
似た境遇の人がどう乗り越えてきたかを知ることで、気持ちが軽くなることがあります。
「みんな工夫しながら生きているんだ」と思えるだけで、自分を責めなくて済むようになります。
他人のリアルな体験から学べることは多く、自分の状況にも応用できます。
特に「HSP×仕事」のテーマは共感が得やすく、ヒントも豊富です。
情報に触れることで、心が少しだけ前向きになりますよ。
当サイトでも実体験ベースで解説している記事がたくさんあります！
ぜひ役立ててね！
2.自分らしい仕事を探索
今すぐ仕事を辞めるのが不安なら、週末やスキマ時間を使って、自分に合う仕事を少しずつ探すのもアリです。
クラウドソーシングでライティングを試してみたり、オンラインで学べるスキルを勉強したり。
HSPの方は、好きなことに没頭すると大きな力を発揮します。
まずは「こんな仕事できたらいいな」と思えるものをリストアップしてみましょう。
無理なく少しずつチャレンジすることで、自信と視野が広がっていきます。
いずれは今の働き方にこだわらず、自分らしいキャリアの形を描けるようになります。
「今を変えたい」と思ったその気持ちが、未来を動かす原動力になります。
実績がないときは、実績を作りにいきます！
1つ1つ積み上げていくんだね！
3.働きながらコーチングを受ける
「何がしんどいのか言語化できない…」というときは、専門家の力を借りるのも有効です。
HSPの方は内面が繊細なので、自分ひとりで考えていると悩みが堂々巡りになることも…
カウンセラーやコーチと話すことで、自分の本音や望んでいる働き方がクリアになります◎
また、自分の強みや特性を客観的に知ることで、自己肯定感が高まります。
「もっと自分を大切にしていいんだ」と思えるようになると、働き方も見直しやすくなります。
心のメンテナンスは、仕事のパフォーマンスにもつながるので大切な時間です。
定期的なサポートを受けながら、無理のない働き方を模索してみましょう。
聞いてもらえる環境は安心しますよね！
支えてくれる人、導いてくれる人がいるってしあわせなことだよね！
私自身、教員時代に心理カウンセラーの先生とよく面談させていただいていました。
現在は、ビジネスコーチングを受けており、行動に迷いがなくなったことで精神的な安定を得ています◎
もっと早く出会いたかったなって思ったくらいです。笑
4.一度「お試し休職」をする
体と心に限界を感じたら、思い切って一度休むという選択肢もあります。
「しっかり休んで回復すること」は、働き続けるためにも大切な行動です。
数週間〜数ヶ月の休職期間で、自分のペースや働き方について見直す時間が取れます。
日頃からいざというときのために貯金をしていきましょうね！
休んでみて、「やっぱり無理だった」と気づけることもあるし、「ここは改善できそう」と思えることもあります。
HSPの方はがんばりすぎてしまう傾向があるので、意識的に「休む勇気」も必要です。
無理をし続けるより、いったん止まることで、次のステップが見えてきます。
信頼できる上司に相談してみるのもおすすめです。
私も仕事をやめて、休むことに専念したことが今につながっています。
一旦思い切って休むの大切だよ！
5.副業×フリーランス
「会社に縛られずに働きたい」と思うなら、副業やフリーランスという働き方もあります。
今すぐに辞めなくても、少しずつスキルを育てて準備することは可能です。
HSPは「共感力」や「深い集中力」が強みになるので、
- 執筆
- デザイン
- カウンセリング
- コーチング
などが向いていることも。
最初は小さな仕事からでも、継続すれば自分だけの働き方をつくることができます◎
「自分らしい働き方をつくる」ことは、自由と安心を得るための第一歩です。
会社での働き方が合わないと感じたとき、別の道があることを思い出してみてください。
人生はひとつの働き方だけで決まるものじゃないよ！
6.パート・派遣
「どうしてもフルタイムが合わない…」と感じたら、働き方そのものを見直すのも選択肢の一つです。
正社員だけが正解ではなく、週3日のパート勤務や短期の派遣なども、自分に合えば素晴らしい働き方です。
HSPは「疲れやすさ」がある分、短時間集中で働けるスタイルの方が向いていることが多かったり◎
時間にゆとりが生まれれば、自分のペースで生活できるようになり、気持ちにも余裕が生まれます。
また、自分の時間を使ってスキルを磨くことも可能になります。
「ゆるく働くこと」は逃げではなく、持続可能な働き方の一つです。
大切なのは、あなたらしく心地よく働ける形を見つけることです。
あなたが求めている働き方を実現していきましょう！
働き方を見直すんだね！
7.在宅勤務・週休制度
フル出勤がきついと感じたら、テレワークや週休3日制度があるか聞いてみるのも一つの手です。
出社しないだけで、通勤のストレスや周囲の雑音から解放され、心がラクになることがあります。
最近は柔軟な働き方を取り入れている会社も増えており、提案してみる価値は十分にあります。
「ずっと在宅」は無理でも、「週に1回は在宅できる」だけで回復力が変わってきます。
HSPにとっては、「刺激の少ない環境」で働くことが集中力を高めるカギになることもあります。
在宅でリラックスして働ければ、仕事の質も向上しやすくなります。
勇気を出して、働き方の柔軟性について話し合ってみましょう。
私も働き方の希望は上司に相談したり、そのさらに上の上司にも相談したりしました！
言わずにあきらめるのはちがうよ！
8.職場内で相性のいい場所
今の職場でも、部署やチームによって雰囲気や仕事内容は大きく変わることがあります。
例えば、「人と関わるのが多い部署」は疲れてしまっても、「一人で黙々とできる仕事」が向いているかもしれません。
環境を変えるだけで、ストレスの感じ方が驚くほど変わることもあります。
HSPは繊細で気配りができるため、静かな環境や、感情のぶつかり合いが少ない部署が合いやすいです。
「苦しいから辞める」前に、「配置転換をお願いしてみる」という選択肢もあります。
異動によって自分の特性を活かせるようになれば、仕事も前向きに取り組めますね。
無理なく続けられる場所を見つけることが、長く働くコツになるんです。
黙々とできる仕事があっている場合もあります◎
試してみようよ！
9.勤務時間の変更交渉
「毎日8時間勤務はつらい」と感じたら、時短勤務やシフトの相談をしてみましょう。
例えば「午前中だけ働きたい」「週4勤務に変えたい」など、自分に合う働き方を探すのがポイントです。
実際に話してみると、会社側も「その方がパフォーマンスが上がるなら」と受け入れてくれることがあります。
HSPは疲れやすいため、フルタイムより短時間の方が本領を発揮できることも多いです。
無理をして体調を崩すよりも、自分の限界を伝えることは前向きな行動です。
「周りに迷惑をかけるかも…」と不安になるかもしれませんが、自分を守ることも大切な責任です。
まずは信頼できる上司に気持ちを伝えるところから始めてみましょう。
言わないとわからないこと多いからね！
全部は通らないかもだけど、言わないと損です！
フルタイムきつい時に向き合ってほしい事13
- 自分らしさを守れている？
- 大切にしたいことは何？
- 他人期待を優先していない？
- がんばることが当たり前？
- 自分の感受性に目を向けてる？
- 我慢するのが普通？
- 理想の自分に縛られてない？
- 自分を大切にする勇気はある？
- 仕事＝人生の全てになってない？
- 疲れていることに気づけてる？
- 小さな違和感無視していない？
- 本音を話せている？
- 今の環境以外の選択肢を考えてる？
ゆっくりみていきましょう。
1.自分らしさを守れている？
忙しい日々に追われていると、「今の働き方が本当に自分に合っているのか」を考える余裕がなくなります。
でもHSPの方は、心の声を無視し続けると、ある日突然エネルギーが切れてしまうことも。
- 「朝起きるのがつらい」
- 「仕事に行く前にお腹が痛くなる」
そんなサインは無視しないでください。
今の仕事が悪いというより、自分の特性に合っていない可能性があります。
もっと自分らしさを大切にできる環境が、他にもありますよ！
一度立ち止まって、「この働き方で私は幸せか？」と問い直してみて
2.大切にしたいことは何？
仕事をする上で「大切にしたい価値観」は、人によって違います。
例えば
- 「人とのつながり」
- 「静かな時間」
- 「安心感」
- 「自由な働き方」
など。
HSPの方は、自分の価値観が明確になると、ぐっと心がラクになる傾向があります◎
無理に「世間的な正しさ」に合わせなくても、自分にとっての「心地よさ」を優先していいのです。
価値観を言語化すると、働き方の選択にも軸ができ、迷いが少なくなります。
紙に書き出してみたり、信頼できる人に話してみるのもおすすめ！
3.他人期待を優先していない？
- 「迷惑をかけたくない」
- 「ちゃんとしなきゃ」
と思うあまり、自分より他人を優先していませんか？
HSPの方は空気を読む力が高く、無意識に“他人軸”で動いてしまうことがあります。
でも、それが続くと、だんだん心がすり減ってしまいます。
「こうしなきゃいけない」ではなく、「私はどうしたいか？」を大切にしてみましょう◎
自分の気持ちを抑え続けるのは、長期的に見ると自分を傷つけることになります。
他人の目より、自分の心の声を基準にする勇気を持ってください。
小さな一歩でも、確実に「自分軸」へと戻るきっかけになるよ！
4.がんばることが当たり前？
HSPはまじめで責任感が強く、「がんばる」がクセになっている人が多いです。
でも、いつも120%で働き続けると、心も体も疲れ切ってしまいます。
「休む＝サボり」ではなく、「休む＝充電」と考えることが大切です。
がんばることは素晴らしいけれど、それが苦しさにつながっているなら見直すサインです。
ときには「がんばらない日」も必要です◎
ゆるめることも、立派な自己管理のひとつです。
心と体にやさしい働き方を、自分に許してあげてね！
5.自分の感受性に目を向けてる？
HSPは感受性が豊かで、人一倍気づける力があります。
でも、それを「気にしすぎ」「弱い」と否定してしまうと、生きづらくなってしまいます。
その繊細さは、じつは大きな才能です。
疲れやすいのは「感度が高い証拠」であり、そこには優しさや直感力も含まれています。
「自分は繊細だからこそ見える世界がある」と肯定することが、HSPの生き方をラクにします◎
自分の敏感さを守れる環境に身を置くことは、何よりも重要です。
感受性を否定せず、丁寧に育てる働き方を考えてみよう！
6.我慢するのが普通？
HSPの方は「周りに迷惑をかけたくない」と思うあまり、自分の気持ちを抑えてしまうことがあります。
「みんなも頑張っているし、自分だけ弱音を吐くなんて…」と我慢を積み重ねていませんか？
でも、それが積もり続けると、心の限界は突然やってきます。
我慢を美徳にしすぎると、自分の本当の声が聞こえなくなってしまうんです。
「つらい」と感じた自分を否定せず、その気持ちにやさしく寄り添うことが大切です◎
「もっとラクに生きてもいい」と自分に言ってあげてください。
我慢よりも、ごきげんでいることを大事にしていいんだよ！
7.理想の自分に縛られてない？
- 「完璧にやりたい」
- 「もっと強くなりたい」
と、高い理想を掲げるのは素敵なことです。
でも、その理想がプレッシャーになって、自分を苦しめていないか振り返ってみてください。
HSPの方は、真面目で向上心が強いからこそ、自分に厳しくなりすぎる傾向があります。
ときには「今のままの自分でも、十分がんばってる」と認めてあげることが必要ですよ。
理想を目指すことは大切ですが、それに縛られて自分を責めるのは本末転倒だからです。
“今ここ”にいる自分を、温かく肯定してあげることから始めてみましょう◎
そのやさしさが、次の一歩を踏み出す力になるよ！
8.自分を大切にする勇気はある？
HSPの方は他人を大切にしすぎて、自分のことを後回しにしてしまうことがあります。
でも、あなた自身も大切にされるべき存在です。
まずは自分の心と体の声に耳を傾けて、「私は何を求めているのか？」を感じてみましょう。
他人の期待よりも、自分の心の声を信じることは、弱さではなく“強さ”です。
フルタイムにこだわる必要はありません。
自分らしく働き、自分らしく生きることが、なによりの貢献になります◎
「自分を大切にすること＝まわりを大切にすること」にもつながるのです。
9.仕事＝人生の全てになってない？
毎日働いていると、気づかないうちに「仕事が人生の中心」になってしまうことがあります。
でも、HSPの方にとっては、心のゆとりや好きなことを楽しむ時間がとても大切です◎
仕事がすべてだと感じていると、うまくいかないときに心が一気に落ち込んでしまいます。
人生は、仕事だけじゃなく、趣味や人間関係、自分との時間など多面体でできています。
「仕事以外にも自分を満たせることがある」と気づくと、気持ちがラクになります。
仕事を変えるだけでなく、生活全体のバランスを見直すことも大事な向き合い方です。
余白があるからこそ、人生はもっとやさしく、豊かになります。
10.疲れていることに気づけてる？
HSPは頑張り屋さんが多く、気づかないうちに無理をしてしまいがちです。
「まだ大丈夫」と思っていても、実は体も心も限界寸前、ということもあります。
常に人に気を使ったり、完璧を目指していたりすると、疲れに鈍感になってしまいます。
イライラしやすくなったり、寝つきが悪くなったら、それは心のサインかもしれません。
「疲れているな」と気づくことが、自分を大切にする最初の一歩です！
元気に働くためには、まず自分の疲れに正直になることが大切◎
11.小さな違和感無視していない？
HSPは直感が鋭く、ちょっとした空気の変化や違和感をキャッチしやすいです。
でも、「こんなことで気にしてたらだめかな」と自分にフタをしてしまうことも多いです。
その小さな違和感こそ、自分の心のSOSサインです。
例えば
- 「朝が来るのが憂うつ」
- 「職場の音がつらい」
など、ささいなことでも大事な気づきです。
無理に慣れようとせず、「なぜそう感じるのか？」に耳を傾けてみましょう。
違和感を見逃さないことが、自分にやさしく生きる第一歩！
12.本音を話せている？
HSPは「相手を傷つけたくない」という思いから、自分の本音を抑えがちです。
- 「本当はつらい」
- 「助けてほしい」
と感じていても、言葉にするのが怖いこともあります。
でも、ずっと一人で抱えていると、心の中がパンパンになってしまいます。
信頼できる人に、ほんの少しだけでも気持ちを打ち明けてみましょう。
声に出すことで、自分の気持ちが整理されていきます。
話すことは弱さではなく、心を守るための強さだね！
13.今の環境以外の選択肢を考えてる？
「今の職場がすべて」と思ってしまうと、つらくても抜け出せない感覚に陥ります。
でも、世の中にはもっと多様な働き方が広がっています。
- 在宅ワーク
- 週3勤務
- フリーランス
など、HSPに合った形もたくさんあります。
「今の自分には無理」と思うかもしれませんが、少しずつ準備することで未来は変えられます。
まずは情報を集めてみるだけでもOKです◎
「他にも選べる道がある」と思えただけで、心がふっと軽くなることがあります。
視野を広げることで、自分に合う働き方に近づいていけるね！
HSPにおすすめの働き方5
- 感性を活かせる仕事
- 在宅中心の仕事
- 組み合わせるスタイル
- 短時間で働ける
- 個人での仕事
ゆっくりみていきます。
1.感性を活かせる仕事
HSPの繊細さや気づく力は、大きな強みになります。
例えば、
- ライター
- イラストレーター
- 写真
- セラピスト
- 保育
- 福祉
- 音楽
など。
「自分には特別な才能がない」と思っていても、感じ取る力そのものが武器になります。
人の気持ちに寄り添えるからこそ、人を癒したり感動させたりする仕事に向いているのです。
他人のちょっとした表情や言葉に気づける力は、大きな価値です。
HSPの感性を「役に立つ力」として活かせる働き方を探してみましょう。
自分を活かせる場所は、見つかるよ！
2.在宅中心の仕事
HSPは通勤のストレスや職場の音、雰囲気などに敏感に反応してしまいます。
そんな方には、在宅で完結できる仕事がぴったりです。
最近は、
- カスタマーサポート
- 事務
- オンライン講師
- データ入力
などの在宅求人も増えています。
家にいることで安心感があり、自分のペースで集中しやすくなります。
周囲に気を使わずに済むので、ストレスを最小限に抑えることができます。
自分の感性や繊細さを守りながら働けるのが、在宅ワークの最大の利点です。
「安心して働くこと」は、HSPにとって何より大切なキーワードだよ！
3.組み合わせるスタイル
例えば「週3日は職場に出勤＋週2日は在宅で副業」など、バランスの良い働き方ができます◎
HSPは刺激の多い環境が苦手なため、変化や余白のあるスケジュールが合いやすいです。
一つの場所にずっといると疲れてしまう人には、特におすすめ◎
また、副業で「好きなこと」や「得意なこと」を活かすと、心の充実感も得られます。
副業は少しずつ始められるので、気軽にトライしやすいのもポイント！
働き方に幅をもたせることで、心の安定にもつながるよ！
4.短時間で働ける
HSPはエネルギーの消耗が激しいので、1日4〜6時間の勤務などが向いています。
パートタイムや時短社員など、柔軟な働き方ができる職場は増えています。
「少ししか働けない自分はダメ」と思わなくて大丈夫です。
むしろ、短時間だからこそ集中力を発揮しやすいというメリットもあります◎
自分の心身に合った働き方を選ぶことは、長く働き続けるためにとても大切です。
「無理せずできること」に焦点を当ててみましょう。
一気に片付けちゃいましょう！
いくぞ！！
5.個人での仕事
- 自宅でできるライター
- デザイナー
- 動画編集
- カウンセラー
など、個人で完結できる仕事はHSPにぴったりです。
人間関係のストレスが少なく、自分の体調や気分に合わせて働けるのが大きな魅力。
休憩や食事のタイミングも自由なので、繊細な感覚を守りやすくなります。
最初は副業から始めて、徐々にフリーランスとして独立する人も多いです。
収入の不安がある場合は、少しずつ仕事を広げていくのが安心！
自分の得意や好きなことを活かしやすいのも、大きなメリットですね◎
幸せにしたい人を自分の得意でサポートできるってしあわせ！
いただける「ありがとう！」がうれしいね！
HSPのよくある質問
- HSPさん×教師
- 組織が苦手
- HSS型HSPに向いている仕事
回答していきます。
HSPさん×教師
「教師を目指しています。HSP気質なのですが難しいですか？」という相談。
小さく試す働き方からチャレンジすることを勧めるよ！
いきなり担任はきついと思います。
ミスマッチを起こさないためにも、まずは非常勤からのお仕事からスタートするのも1つの手ですよ◎
組織が苦手
「組織が苦手でつらい…」という相談。
少人数制の部署はあるのかな？
個人で完結する仕事を副業でするのはどうでしょうか？
いきなり職をやめるのは精神的負担が大きいと思います。
まずは、小さく試すことから始めてみませんか？
HSS型HSPに向いている仕事
「HSS型HSPに向いている仕事を探しています」という相談。
なるほどね！
一部ですが、HSS型HSPに向いている仕事を紹介しています。
やってみたいものがなかったら、あえて自分でつくっちゃうという方法もありますよ！
HSPの私・体験談
- 非常勤（フルタイム）
- 教員（フルタイム）
- 独立（フルタイム）
あなたの励みになったらうれしいです。
非常勤
働く時間は、教員と変わらないくらいでした。
非常勤の仕事を掛け持ちして、夜は塾講師として働きました。
正規じゃない分、担任ほど責任が重くないため精神的に楽でした。
身軽さが負担を軽くしてくれたように思います◎
教員
フルでの仕事にチャレンジ。
なんとか7年働けています。
全く無理とはいいませんが、疲れやすさとどう付き合うかが鍵になるのかなと思います。
勉強がすきだったので、続いたかなって感じです。
周りの先生、保護者、子どもたちといい関係を築けた時間が多かったのがありがたかったです。
しかし、2回ほど精神をズタボロにしてしまった時期がありました。
独立
元々、起業を視野に入れ、転職するなりの準備をしていました。
しかし、想定外の適応障害。
ここからどうする？って感じで、大切な価値観と向き合った結果、ずっと満たせていなかった「自由」を満たす生き方を決意。
働き方も生活も自由になっただけの自己責任がありますが、今が1番楽しくやれています◎
本当に諦めなくてよかったと思いました。
ここまでくるのにかなり時間がかかったし、行動したからといって全部が実ったわけではなかったからです。
- プログミング1000時間
- 国家資格
- グローバル資格
ありったけの体力を勉強に注ぎましたが、どれだけ勉強しても得意になれない時期があった…
手放すとはこういうことか、といい意味で諦めがついたのも私にとっては財産です◎
このように、試さないとわからないことはたくさんあります！
だからこそ、小さく試すんだよね！
やってみないとわからないことはたくさんありますよね？
やらない後悔より、やって考解していきましょう！
あなたが「これだ！」と思うものに出会えるまでは、絶対に諦めないでくださいね！！
