
HSPさんって逃げ癖があるの?

場合によるよ!対策できるから大丈夫◎
前半では、HSPさんが逃げたくなる理由や傾向について解説します。
後半では、逃げ癖対策について紹介していきますね◎

HSPが逃げたくなる理由7

HSPが逃げたくなる理由7を解説します。
- 感情の行き場
- エネルギー切れ
- 自信をなくす
- プレッシャー
- 他人の目
- 失敗の恐れ
- 不安で怖い
ゆっくり見ていきましょう。
1.感情の行き場
HSPさんは感情を強く感じる反面、それを言葉にするのが苦手なこともあります。
- 「なんて言えばいいかわからない」
- 「伝えてもわかってもらえないかも」
と感じると、その“もどかしさ”がストレスとなって、逃げたくなることがあります。
だからこそ、自分の感情に気づいて、紙に書いたり、安心できる相手に少しずつ伝えることが大切ですね◎

感情を放してあげてください。

頭の中でいっぱいいっぱいになっているから解放しよう
2.エネルギー切れ
人のために尽くし、無理してがんばるHSPさんは、“気づかないうちに心のガソリンがゼロ”になっていることがあります。
周りに合わせて頑張ってきた分、心の奥では「もうこれ以上はムリ」と叫んでいることも…。
そんなときに「逃げたい」と感じるのは当然の反応。
本当は休息が必要なんだと気づいてあげましょう。

あなたを犠牲にしてまでする仕事はないです。

あなたの人生に、あなたの代わりはいないよ?
3.自信をなくす
HSPさんは、ほんの一言や些細な出来事を深く気にしてしまいます。
それが「自分はダメな人間なのかも…」という自己否定につながることも。
自信を失った心はとてもデリケートになり、
- 「逃げたい」
- 「この場にいたくない」
と感じるようになります。
心が傷ついたときこそ、自分を責めずに休ませることが大切です。

否定するんじゃなくて、その気持ちごと抱きしめてあげて

心が落ち着いていくんだよね?
4.プレッシャー
真面目で責任感が強いHSPさんは
- 「期待に応えたい」
- 「失望させたくない」
と思うあまり、自分でプレッシャーをかけてしまうことが。
そのストレスが限界を超えると、逃げたくなる気持ちが強まります。
逃げる=弱さではなく、自分を守るためのやさしい選択なんですよ?

期待に応える必要はないんです。

あなたが幸せにしたい人のためにエネルギーを使ってね!
5.他人の目
HSPさんはまわりの人の反応にとても敏感です。
- 「変に思われたらどうしよう」
- 「嫌われたかも」
と不安になりやすく、人前で行動するだけでも大きなストレスになることがあります。
そうした場面では、「もう逃げたい」「ここから離れたい」と感じやすくなるのです。
でもそれは、人とのつながりを大切に思っている証でもあります◎

あなたを大切に思っている人は、あなたを大切にしてくれるから大丈夫です。

「相手を幸せにするにはどうしたらいい?」って考えるのはどうかな?
6.失敗の恐れ
HSPさんは、物事を深く考える力があります。
でもそれが過剰になると、
- 「もしうまくいかなかったら…」
- 「迷惑をかけたらどうしよう」
と考えすぎてしまいます。
チャレンジよりもリスクが大きく見えてしまい、一歩踏み出すこと自体が怖くなってしまうんです。
結果、心が「逃げたほうがいいよ」とブレーキをかけてしまうことで行動できない状態をつくってしまいます。

「うまくいかない時はBプランをとろう」と対策するのおすすめです!

事前に備えておけば安心だね!
7.不安で怖い
HSPさんはふとしたきっかけで不安が一気に押し寄せることがあります。
理由がはっきりしないことも多く、「自分でもわからないけど怖い」と感じる瞬間があるんです。
これは、繊細な神経が“刺激を受けすぎた状態”で心が限界に近づいているサイン。
そんなとき、逃げたい・隠れたいという反応は自然な心の声なんです。

「大丈夫だよ」って言ってあげてください。

「怖い気持ちもわかるよ」って優しく受け止めてあげてくださいね?
HSPの逃げ癖傾向7

HSPの逃げ癖傾向7を紹介します。
- 過去の失敗
- 心がポキッと折れる
- 注目される
- 約束の前
- 始まる直前
- 熱が冷める
- もういいや
1つずつ見ていきましょう。
1.過去の失敗
HSPさんは失敗体験を強く記憶に残す傾向があります。
過去に傷ついた経験があると、似たような状況に直面したときに思い出してブレーキがかかることがあります。
これも“逃げたい”と感じる原因のひとつです。
「そのときとは違う自分なんだ」と声をかけてあげることが、少しずつ前に進むきっかけになります。

過去の失敗があるから、次に活かせるんですよね!

「怖くなっても大丈夫だよ」って認めてあげることが大切だよね◎
2.心がポキッと折れる
HSPさんは心がとてもデリケートです。
誰かのひと言や、予定外のことが起きただけで、「ああ、もうムリかも…」と感じてしまうことがあります。
周りから見ると些細なことでも、HSPさんにとっては大きな衝撃に感じられるのです。
“逃げ癖”ではなく、心が「ちょっと疲れたよ」と言っている状態なんです。

そんな時は短くてもいいからリラックスタイムをつくってみてください◎

お守りになる言葉を持っておくと、困った時に助けてくれるよ!
3.注目される
プレゼン・発表・大勢の前で話す場面など、HSPさんにとっては非常に強いプレッシャーになります。
- 「ちゃんとしなきゃ」
- 「変に思われたらどうしよう」
と不安がふくらんで、本番直前に「逃げたい!」と思ってしまうことも。
これは「緊張しやすい」のではなく、「繊細な感覚をもっているからこそ」なんです。

そんな時は「ワクワクしてきた!」って楽しむ方向へ◎

緊張に対して捉え方を変えるとポジティブな効果が見られるんだよね?
例えば、ハーバード・ビジネス・スクールのブルックス教授の研究が挙げられます。
実験の被験者さんに、「カメラの前でスピーチをする」「数学の難しい問題に回答する」「大人数の前でカラオケを歌う」といった緊張を伴う状況を体験してもらいます。
そして、被験者さんには、行動開始前に「ワクワクする」、「落ち着いて」、「不安だ」の3つのいずれかの言葉を発声してもらいました。
その結果、スピーチの前に「ワクワクする」と発声した演者は、リラックスし、より長い時間、説得力があり、内容の濃いスピーチを発表することができました。
ポジティブな言葉を使うだけで、脳もポジティブになり、高いパフォーマンスが発揮されることが、様々な研究において示されています。

状況は変わらないけど見方を変える(リフレーミング)ことでポジティブ効果が◎

早速使ってみるね!
4.約束の前
HSPさんは人と過ごすことでエネルギーを消耗しやすいタイプです。
約束を楽しみにしていたはずが、当日が近づくにつれて
- 緊張
- 不安
- 疲労感
を強く感じることがあります。
ドタキャンしてしまったり、行っても無理してしまうことも。
そんな自分を責めずに、「心が休みたいと言ってるんだな」と受け止めてあげましょう。

よっぽどのことがない限りはキャンセルしないようにしてくださいね?

約束をする前の気持ちに正直にね!
できない約束はしない、こうすることで「やっぱ、断っておけばよかった」という状況を防ぐことができます◎
5.始まる直前
HSPさんは、「変化」や「新しいこと」に敏感です。
はじめての環境・人・仕事など、未知のものに対して不安を感じやすく、
スタート直前になると
- 「やっぱりやめたい」
- 「行きたくない」
と感じることがあります。
これは失敗や恥をかくことを本能的に避けている防衛反応。
準備はできているので、心のやさしい背中押しがあれば進めることもあります◎

あなたの強みが発見できるチャンス!

いつでもぼくたちがついているよ!
新しい何かに挑戦することが大事です。
なんでかというと、強みを発見する時も、あなたが行動した先にあるからです◎
- うまくいくか
- うまくいかないか
こんな感じで結果をすぐ追い求めてしまうことがあるかもしれません。
大切なのは、新しいことに挑戦している過程で得られた体験・感情が大切です◎
ここにあなたが幸せにしたい人を幸せにできるヒントが隠されているから。

あなたが心で何を感じたのか教えてください。

ヒントはいつも行動した先にあるんだよ!
6.熱が冷める
HSPさんは興味を持ったことに対して、とても熱心に取り組みます。
でも、情報量が多すぎたり、完璧を求めすぎることで途中で疲れてしまうこともよくあります。
やる気が下がったのではなく、疲れやすい体質が出てきただけかもしれません。
そんなときは、一度休んで「またやりたくなったら戻ればいい」と考えることが大切ですね◎

焦る必要はないんです。

いつでもできる、という感覚が安心感をくれるね◎
7.もういいや
HSPさんは日々、周囲に気をつかいながらがんばっています。
でも、ある瞬間に“限界”を迎えると、気持ちが一気に冷めたり、投げ出したくなることがあるんです。
これは、コップの水があふれるように、心がキャパオーバーになった状態。
「逃げたい」ではなく「これ以上がんばれない」が正しい感覚です◎

私も限界を迎えたとき、「これ以上無理だ」って心が悲鳴をあげていました。

よくがんばったよね、もう手放してもいいんだよ?
HSPの逃げ癖対策7

HSPの逃げ癖対策7を紹介します。
- 途中でやめていい前提
- 逃げてもいいよ
- 大切な価値観
- 誰かとシェア
- 成功体験
- 一歩より半歩
- 不安を言語化
ゆっくり見ていきましょう。
1.途中でやめていい前提
HSPさんは「最後までやらなきゃ」「失敗しちゃいけない」と思い込みがちです。
でも、
- 「途中でやめてもいい」
- 「ダメならやり直せばいい」
と思えるだけで、ぐっと気持ちが軽くなります。
「逃げてもいい」と思っていると、逆に逃げずに済むこともあるんです。
“やってみるだけ”でも、大きな前進です。

初めからプレッシャーをかけると苦しくなってしまいますよね。

心の逃げ場をつくってあげることが、心の安定剤になるんだよね?
2.逃げてもいいよ
「また逃げたくなってる…ダメだな」と責めてしまうと、心がさらに傷つきます。
でもHSPさんにとって、逃げたい気持ちは疲れている心の自然な反応。
まずは
- 「そう感じるのも無理ないよね」
- 「少し休もうか」
と自分に声をかけてあげましょう。
「セルフコンパッション(self-compassion)」とは、自分自身を思いやる考え方のことです。
セルフは「自分」、コンパッションは「思いやり」という意味があります。自分を親友のように思いやり、優しい言葉をかけてあげることで、心の安定感を得られると考えられています。
受け入れることで、かえって前に進みやすくなることもあります◎

思いやりの言葉をかけることで楽になります。

自分が1番の親友でいてあげてね?
3.大切な価値観
HSPさんは感情に大きく揺さぶられる分、何のためにやるのかが見えなくなると一気にやる気を失いやすいです。
そんなときこそ、「私はなぜこれをしたいと思ったのか?」という原点に立ち返ってみましょう。
- だれを幸せにしたいのか
- だれの笑顔を見たいのか
- どんな姿を見たいのか
自己目標より、「他己目標」であることがあなた自身の幸せを最大化してくれます◎
目的が明確になると、多少の不安があってもブレにくくなります。
自分の価値観に沿った行動は、逃げたくなる気持ちを静かにおさめてくれます。

だから、あなたが大切にしている価値観を認識することって大切なんです◎

自分軸を大切にできるからだよね◎
4.誰かとシェア
HSPさんは「迷惑をかけたくない」と思い、なんでもひとりで抱え込みがちです。
でも、誰かに「これをやる予定なんだ」と話すだけで、見守ってもらえている安心感が生まれます。
無理にがんばる必要はなく、「一緒に見てくれるだけ」で十分◎
気軽に共有できる相手がいなければ、Xなどでゆるく発信するのもおすすめです。

あなたの事を気にかけてくれる人は必ずいます。

応援してくれる人を大切にしたいね◎
5.成功体験
不安や逃げたくなる気持ちが強いときほど、過去の失敗ばかりが頭に浮かびます。
でも、思い出してみてください。
あなたはこれまでも、何度も壁を乗り越えてきました◎
過去の成功体験を紙に書いてみることで、自己信頼を取り戻すきっかけになりますよ。

今やっていることが「ちがう」と思ったら、次にいくのもよし!

「これだ!」って思えるものに出会えるかは、出会うまでどれだけ挑戦したかだよ
6.一歩より半歩
「やらなきゃ」と思うと、かえってプレッシャーになって動けなくなってしまうこと、ありますよね。
HSPさんは完璧を目指しすぎて、最初の一歩がとても重たくなってしまうことがあります。
そんなときは、“やらなくてもいいくらい小さなこと”からはじめてみましょう。
たとえば
- 「パソコンを開くだけ」
- 「予定をメモするだけ」
などでもOK。
動き出せた事実が、心の安心と自信につながります◎

一歩は難しくても、半歩ならできる気がしませんか?

挑戦するハードルを下げるんだね!
7.不安を言語化
HSPさんは、頭の中で不安がどんどん大きくふくらんでしまいがち。
- 「こうなったらどうしよう」
- 「うまくいかなかったら…」
という思考が止まらなくなります。
そんなときは、不安をそのまま紙に書き出してみるのが効果的です。
見える化することで、客観的に冷静に整理でき、「意外と大したことなかったな」と思えることもありますよ。

状況の捉え方を変える事で解決するかもしれませんね?

挑む環境を変えることで解決する場合もあるよね◎
HSPのよくある質問

HSPのよくある質問を紹介します。
- 疲れが取れない
- 苦手なこと
- 自信がない
- 考えすぎる
- 生きづらい
1つずつ見ていきましょう。
1.疲れが取れない
「なかなか疲れが取れないよ」というお悩み。

いつもがんばっているからだよ!

周りに気を遣えるからこその悩みですよね。
あなたの疲れがとれるように、疲れの取り方40こを紹介しています◎
ぜひできそうなところから試してみてくださいね!
2.苦手なこと
「苦手なこととどう距離を取ればいいのかわかりません」というお悩み。

なるべく苦手とは距離をとりたいよね!

苦手ばかりだと心身きついです。
苦手なこととは、なるべく距離をとっていきましょう!
実際にやってみて効果絶大だったことをまとめています◎
3.自信がない
「恥ずかしい話なのですが、自分に自信が持てません」というお悩み。

… 自信がない時あるよね

頼ってくれてありがとうございます。
自信がないのは、ある思考のクセが原因です。
自信を高めたり、維持したりするテクニックを下記記事で解説しています◎
4.考えすぎる
「考えすぎて疲れます」というお悩み。

たくさん気づくからこそ、とことん考え込んじゃうんだよね

あなたの「考えすぎる」は立派な強みですよ?
どうして考えすぎてしまうのか、あなたの脳の反応がそうさせているのです。
それは、あなたを幸せにするために使ってくださいね?
5.生きづらい
「最近、生きづらいと思うことが増えました」という相談。

…1人でよく闘ってきたね

あなたのその優しさ、1番あなたに向けて欲しい
生きづらいのは、あなたの「挑むステージ」が変わったからではないでしょうか?
HSPの私・体験談

HSPの私・体験談を紹介します。
- 逃げた
- 安定を手放す
- 情熱
1つずつ見ていきましょう。
逃げた
教員最後の年、精神的限界を迎え「適応障害」に。
逃げるしかない状況に追い込まれました。
「笑う」ってなにかわからなくなった…。
…それくらい無理をしすぎてしまいました。

「もう絶対に無理をしない!」と現在の働き方に落ち着いています。
安定を手放す
教員は激務の毎日ですが、お給料は安定していました。
しかし、安定しているからといって精神的に追い込まれているんじゃ、話になりません。
これまでを振り返ってみて、「もう教育に十分貢献できたよね」という気持ちになりました。
教員生活8年、つらいときもあったけど、子どもたちといっしょに成長できた時間は宝物です◎
情熱
精神的状態に追い込まれていなくても、教員生活を手放すことをその年に決めていました。
心のどこかで「挑むステージ」が変わったと気づいたからです。
転職することにも気乗りしなかったのは、私の大切な働き方を満たす生活とは程遠いかなと感じたから。
- プログラミング1000時間
- ブログ1000時間以上
- 国家資格取得
- グローバル資格取得
- 読書600冊
このように、教員をしながらでも他の勉強をすることが生きがいでした。
学び続けることに幸せを感じられる自分だからこそ、「起業できる!」とこれまでの成功体験を振り返ってみて確信しました。
あとは
- だれを幸せにしたいのか
- だれの笑顔が見たいのか
- どんな姿を見たいのか
この3つがずっと朧げだった。
だけど、適応障害になることで、私に新たな目標ができたんです◎
きつい時期を乗り越え、自分が心から満たされるものを仕事にするまで4年かかった。
だからこそ、繊細さんの役に立てるって。

挫折を力に変えたい!

困っている繊細さんの役に立ちたい!
今、私が情熱を持って仕事ができるのは、幸せにしたい人が決まっているからです◎
あなたが「幸せにしたい」と思える人ができた時、あなたの才能は最大限輝きます!
だから、どうか諦めないでください!
「これだ!」って思えるものに出会うまで、その気持ちがあなたの中で湧き上がるまで、いっしょに闘っていきたい。
その先もいっしょに成長できたらって思います。