
HSPさんって人に頼むの苦手だったりする?

そうだね。上手く頼るテクニックを身につければ楽になるよ◎
前半では、HSPが人に頼れない原因&解決方法7を解説します。
後半では、頼れないと起きるデメリット5や、私自身の失敗談も紹介しますよ◎

HSPが人に頼れない原因7

HSPが人に頼れない原因7を紹介します。
- 気持ちの先読み
- 言葉にするハードル
- 弱みが怖い
- がんばりすぎる
- 自尊心の低さ
- 過去の経験
- 完璧でいたい
ゆっくり見ていきましょう。
1.気持ちの先読み
HSPさんは相手の感情を敏感に読み取るため、
- 「頼ったら困らせるかな?」
- 「嫌がられるかな?」
と、つい考えすぎてしまいます。
その“気配り”が、頼る前から心のブレーキになってしまうことも。

でも、頼られた相手が「助けになれた」と感じることもあるんですよ!

「頼ってくれてうれしい」って言われたり◎
相手を信じることも、思いやりのひとつです◎
2.言葉にするハードル
「助けてって言いたいけど、うまく伝えられない…」という場面はありませんか?
HSPさんは感情が深い分、それをうまく言葉にできず、黙って我慢してしまうことがあります。
でも、完璧な言い方じゃなくても、
- 「ちょっとつらい」
- 「少し聞いてほしい」
だけでも十分伝わります◎

大切なのは、「伝える練習」を少しずつ始めていくことです。

自分が今思っている気持ちを伝えてみてもいいね!
3.弱みが怖い
HSPさんは、人からの評価や視線にとても敏感です。
- 「泣いてるところは見せたくない」
- 「弱音を吐く自分が嫌だ」
と感じてしまうことがあります。
でも、本当に信頼できる人は、弱さを見せても離れていきません。

むしろ、弱さを見せたことで関係が深まることもあります。

少しずつ、自分のままを出してみる練習をしていくといいね!
4.がんばりすぎる
HSPさんは、周りに迷惑をかけたくない気持ちが強いため、早い段階から「自分のことは自分で」と思うようになります。
一見立派に見えますが、それが行きすぎると「誰にも頼っちゃいけない」という思い込みに。
でも、本当に自立している人ほど、必要なときにちゃんと人に助けを求められる人でもあります。

頼ることは、甘えではなく、強さです。

頼られるとうれしいな
「ひとりで頑張らない選択肢」も、持っていていいのです。
5.自尊心の低さ
HSPさんは自己評価が低くなりやすい傾向があります。
「私なんかが頼っても、迷惑かけるだけじゃないかな…」と、自分の存在に自信が持てないことも。
こういった感情は、「助けを求める価値がない」と自分で感じてしまう原因になります。

本当は、どんな人にも「頼っていい瞬間」があります。

助けてもらったら、今度は困った時力になろうよ!
小さな成功や、自分の良いところに気づいていくことで、少しずつ自己効力感は育っていきます◎
自己効力感とは、目標を達成するための能力を自らが持っていると認識することを指します。
簡単にいえば、「自分ならできる」「きっとうまくいく」と思える認知状態のことです。
スタンフォード大学教授で心理学者のアルバート・バンデューラ博士によって提唱された概念であり、英語では「Self-efficacy」と表現されます。
あなたに頼られてうれしい人がここにいますよ?
6.過去の経験
昔、助けを求めたときに拒絶されたり、冷たくされた経験があると、それが心の傷として残ることがあります。
HSPさんは記憶力が強く、感情も深く刻まれるため、過去の出来事を何年経っても思い出してしまうことも。
そのため、
- 「また傷ついたらどうしよう」
- 「拒否されたらやだ」
- 「またこんな気持ちになるのかな」
という不安が、頼ることを怖くさせてしまいます。

まずは、小さな「お願い」から練習してみることが大切です。

それを10回やってみて!
頼ったり、頼られたりをくりかえすことで相手との信頼関係も築いていけます◎
少しずつ、「頼っても大丈夫だった」という経験を重ねていけたら安心です。
7.完璧でいたい
HSPさんは、責任感が強く、まじめで一生懸命な人が多いです。
その分
- 「迷惑をかけたくない」
- 「頼るのは甘えかも…」
と考えてしまいやすい傾向があります。
「自分でやらなきゃ」という意識が強すぎて、周りにお願いする余裕を持てなくなることも。

完璧じゃなくても大丈夫。

頼ることも立派な“選択”のひとつだよ!
自分を許すことが、頼る力にもつながります◎
人に頼りやすくするテクニック7

人に頼りやすくするテクニック7を紹介します。
- 相談しやすい人
- メッセージ
- 支え合っている
- 得意なことで恩返し
- 関係を深める
- 自己開示
- 小さなお願い
1つずつ見ていきましょう。
1.相談しやすい人
誰でもいいから頼る…というのは難しいこともあります。
だからこそ、日頃から
- 「話を聞いてくれそうな人」
- 「受け止めてくれる人」
を1〜2人だけでも見つけておくとラクになります。

その人がいるだけで、「いざというとき、誰かに頼れる」という安心感が持てます。

人間関係の中に“避難所”をつくっておくイメージだね!
2.メッセージ
「直接話すのは緊張する」という方は、
- LINE
- メモ
- メール
などで気持ちを伝えるのもおすすめです◎
「今こんなことで困っていて…」と文章にするだけでも、自分の気持ちが整理され、相手にも伝わりやすくなりますよ。

言葉にするのが苦手なHSPさんにも、やさしい方法です。

“頼る方法”はいろいろあってOKだね!
あなたに合った手段を見つけていきましょう!
3.支え合っている
どんなにしっかりした人でも、すべてを自分だけでこなすことはできません。
人は支え合うからこそ、安心して生きていけるのです。
「頼ること=迷惑」ではなく、「頼ること=助け合い」と捉えてみてください。

“自分も誰かの力になっている”と実感することも、自信になります。

頼られるってうれしいよね♪
ひとりで頑張らなくても大丈夫!
少しずつ、力を借りていいんです◎
頼ってください。
そして、最高の「ありがとう」を届けてくださいね?
4.得意なことで恩返し
頼るのが苦手な人ほど、「恩返しできないかも」と気にしがちです。
そんなときは、自分の得意なことや知識で誰かの力になることを意識してみてください。
- 「イラスト描けるよ」
- 「調べものは得意かも」
といった小さなことで十分です◎

“頼る=負担”ではなく、“助け合い”だと思えるようになります。

支え合いがあるから、楽しく生活できているんだよ!
自分の得意を通じて関係性ができれば、頼ることも自然にできるようになります◎
5.関係を深める
頼ることが難しいのは、信頼できる人が近くにいないと感じるときです。
まずは、自分が安心して話せる人・否定されない人との時間を大切にしてみましょう◎
何気ない会話を積み重ねることで、
- 「この人になら頼ってみてもいいかも」
- 「頼りになりそうだな」
と感じられるようになります。

深い人間関係の中では、頼ることも自然にできるようになっていきますよ。

信頼は急がなくて大丈夫!
少しずつ、育てていけます◎
6.自己開示
「人に頼る」前に、まずは自分の苦手やつらさを“共有”してみましょう。
たとえば、
- 「実は人前で話すのが苦手で…」
- 「疲れやすい性格なんだ」
といった言葉です。
相手はあなたの状況を知ることで、自然とサポートしやすくなります。

話すことで、共感や理解を得やすくなり、人に頼るハードルが下がります。

弱さを見せることで、心の距離が縮まっていくよ◎
“打ち明ける”ことも、立派な頼る力のひとつですね◎
7.小さなお願い
いきなり大きなお願いをするのは勇気がいりますよね。
だからこそ、
- 「ペン貸してもらえる?」
- 「意見を聞かせてくれる?」
など、気軽なお願いから始めてみるのがおすすめです◎
頼られた相手が快く応じてくれる経験を積むと、「あ、頼っても大丈夫だった」と安心感が育ちます。

頼る=迷惑 という思い込みを、小さな成功体験で書き換えていきましょう。

毎日1こやってみる!
はじめの一歩は、ほんの一言からでOKです◎
頼れないと起きるデメリット5

頼れないと起きるデメリット5を紹介します。
- 距離感がわからない
- 無気力になる
- 心がポツン
- 自信がなくなる
- 他人の顔色をうかがう
1つずつ見ていきましょう。
1.距離感がわからない
頼ることを避けていると、
- 「ここで頼っていいのかな?」
- 「どこまで話していいのかな?」
と不安になる場面が増えてきます。
その結果、人との関係がぎこちなくなり、「疲れるから関わりたくない」と感じてしまうことも。
でも、少しずつ頼ってみることで、ちょうどいい人間関係の距離感がつかめるようになります。

頼ることは、信頼関係を築く“コミュニケーションの一部”ともいえますね!

頼り、頼られの関係だよね♪
2.無気力になる
誰にも頼らずに、ずっとがんばり続けるのは本当に大変なことです。
最初は「なんとかしよう」と思えていても、時間が経つと気力がなくなってしまいます。
- やる気が出ない
- 何も感じない
- ずっと寝ていたい
という状態になる前に、早めに誰かを頼ってみることが大切です◎

無理していることに気づいたら、「ちょっとつらい」と伝えるだけでも十分です。

あなたの気持ちに寄り添ってくれる人がいるから!
あなたの心のエネルギーは、大切に守ってあげてくださいね。
3.心がポツン
人は「誰かとつながっている」と感じられるだけで、安心できます。
でも、頼れない人は
- 「誰にも話せない」
- 「自分ひとりでなんとかしなきゃ」
と感じてしまいがち。

すると、実際には周りに人がいても、“ひとりぼっち”の感覚を抱えてしまいます。
頼ることは、ただ助けてもらうだけではなく、「一緒にいる」という感覚を持つことにもつながるのです。

頼ることで心が安定するんだね!
4.自信がなくなる
助けを求めずにすべてをひとりで抱え込むと、失敗することや限界を感じることが増えてきます。
それなのに誰にも助けを求められないと、「私はやっぱりダメなんだ」と思い込んでしまうことに…。
本当は、人の手を借りていたらもっとスムーズに進んだかもしれないのに、自分の能力のせいにしてしまう。

この状態が続くと、どんどん自信が失われてしまいます。

頼ることは、“自分を守る手段”でもあるんだよ!
5.他人の顔色をうかがう
誰にも頼れない状態が続くと、まわりに合わせることが当たり前になります。
- 「嫌われたくない」
- 「迷惑をかけたくない」
という気持ちから、つい他人の期待に応える生き方になってしまうのです。
すると、自分の本音がどんどんわからなくなり、「何がしたいのか」も見えなくなってしまいます。

これは、心が疲れてしまう大きな原因のひとつです。

心がただ消耗するだけだからおすすめしないよ!
“他人軸”ではなく、“自分軸”で生きるためにも、頼る力が必要です。
HSPのよくある質問

HSPのよくある質問を紹介します。
- 静かに暮らしたい
- 人付き合い疲れた
- イライラが止まらない
- 相談できない
- 悪口を聞かされた
1つずつ見ていきましょう。
1.静かに暮らしたい
「うるさいのが苦手で、静かに暮らしたいです」という相談。

HSPさんにとって癒される時間は必須です。

リラックスできる時間を作れる環境が必要だね!
2.人付き合い疲れた
「人に会いたくないと思うことが増えました」というお悩み。

人を大切にしているあなたの優しさの代償かもしれないね

人を想いやる気持ちを人一倍持っているからこその悩みですね?
最近、あなたのその優しさを、あなた自身に向けたのはいつですか?
3.イライラが止まらない
「職場でキレられることが多く、つらいです」というお悩み。

理不尽な職場だとイライラ止まらなくなるよね

私も経験あるのでお気持ちをお察しします。
いつも闘っているあなたの心が少しでも癒せたらうれしいです。
4.相談できない
「迷惑かけちゃいけないって気持ちが強すぎて相談できないんです」というお悩み。

今までよくがんばってきたね?

いつも1人で乗り越えてこられたんですね。辛い時もたくさんありましたね?
あなたのそのがんばり、あなたのその葛藤を受け止めてくれる人は必ずいます。
もう1人で闘わなくても大丈夫です。
いっしょに乗り越えていきましょうか?
5.悪口を聞かされた
「悪口ばかりで気が重くなります」という相談。

たまにならわかるけど、いつもはきついよね

あなたの耳は、悪口を聞くためのものではありません。
どこにいっても形を変えて現れるそんな人を傷つけずに感情と距離を取れる方法があります◎
ぜひ試してみてください。
HSPの私・体験談

HSPの私・体験談を紹介します。
- ギリギリまで耐える
- 爆発する
- 頼る
私の失敗談、あなたの糧にしてください!
ギリギリまで耐える
「どうしても迷惑かけちゃいけない」という気持ちが強すぎて、私自身人に頼るのが不得意です。
しかし、ギリギリまで耐えることで精神を崩し、「あぁ、もっと早く頼ればよかった」と後悔しています。
爆発する
ギリギリまで耐えるとどうなるか?
もう限界となり、涙が止まらなくなりました。
なんか、「もうどうでもいいや」みたいな喪失感がくるんです。
こんな気持ちになっても幸せにはなれません。

そうなる前に早めに頼ってくださいね!

あなたの健康が第一!
頼る
「あぁ、わからない」自分なりに検索かけてそれでも解決できなかった時は、詳しい人に相談するようになりました。
そうすることで、1人で悶々とする時間が減り、精神的にも楽になったんです。
助けてもらった人には、おかしで返したり、得意で恩返しするようにしています。

だれしも得意・不得意があるから、その強みで恩返ししていけばいいんです◎

強みなら役に立てそう!
あなた1人で抱え込むの、もう卒業していいんですよ?
あなたの得意であなたが輝く笑顔が見たいです◎