
HSPさんって考えすぎることある?

あるよ!それも素敵な才能の一部だね!
前半では、HSPが考えすぎる場面や原因5つについて解説します。
後半では、考えすぎが強みになる瞬間、プラスに受け取る方法など全17こを紹介しますよ!

HSPの考えすぎる場面5つ

HSPの考えすぎる場面を紹介します。
- LINEの返信が遅いとき
- 会議や打ち合わせの後
- 電話に出る前・出た後
- SNS投稿のあと
- 人と別れた後(バイバイした後)
それでは見ていきましょう。
1.LINEの返信が遅いとき
HSPさんは相手の反応にとても敏感なため、LINEの返信が少し遅れるだけでも
- 「怒ってるのかな」
- 「私、何か変なこと言ったかな」
と不安になりがちです。
普通の遅れでも「無視されてるかも」と思い込んでしまい、頭の中でネガティブな妄想がどんどん広がっていくこともあります。

実際には相手が忙しいだけだったり、ただ気づいていないだけということも。
心が勝手に“最悪のシナリオ”を想像してしまうのがHSPさんの特徴です。

とても共感。笑
これは“悪い癖”ではなく、“相手を大切に思っている証”でもあります◎

「今は気にしすぎてるかも」と気づけるだけで、考えすぎを和らげられるよ!
“考えたこと=事実ではない”という視点を持つことが心の負担を軽くしてくれますよ◎
2.会議や打ち合わせの後
HSPさんは発言のあと、
- 「あの言い方でよかったかな?」
- 「誰か気分を悪くしてないかな?」
と、何度も頭の中で振り返ってしまいます。
自分の表情・声のトーン・タイミングまで気になって、終わった後もずっと反省会モードになることも。
他の人は気にしていなくても、自分の中では“あの一言”が引っかかっている…という経験はありませんか?

自分を省みる誠実さと、他人の気持ちを大事にする心の現れです◎
ただし、過剰に自分を責め続けると自己否定につながってしまうこともあるので注意が必要です。
「私は丁寧に伝えようとしていた」と、自分の気持ちに目を向けてあげることが大切◎

あなたの気持ちを大切にね
3.電話に出る前・出た後
HSPさんは“突然の対応”に弱い傾向があり、とくに電話は心のハードルが高い場面の1つです。
- 「このタイミングで電話って何かあった?」
- 「声のトーンに怒ってる雰囲気ないかな…」
と、かかってくる前から不安がふくらみます。
通話後も、
- 「ちゃんと伝わったかな」
- 「あの言い方で失礼じゃなかった?」
と、自分の対応をぐるぐる振り返ってしまいがち。

相手とのやりとりを“繊細に受け取っている”からこそ起きる反応です。
HSPさんは“電話が苦手”なのではなく、“気配りが強すぎる”だけ。
対策としては、
- 「あらかじめ話す内容をメモする」
- 「終わったらすぐ切り替えるルールを決める」
なども効果的です◎

丁寧ってすてき!
4.SNS投稿のあと
SNSに投稿したあと、
- 「不快に思われたらどうしよう」
- 「誰かを傷つけてないかな」
とモヤモヤしてしまうのもHSPさんあるある。
自分では何気なく書いたことでも、読み手の反応が気になって消してしまうことも。
これは“共感力”が高い証拠で、「読む側の気持ちになれる」力があるからこその反応です。

でも、SNSは表現の場。毎回誰かに合わせすぎると、疲れてしまいますよね。
まずは
- 「誰に届けたいか」
- 「自分が安心して投稿できるか」
に意識を向けるのがおすすめです◎
“誰かに届けばそれでOK”くらいの気持ちを持てると、発信がもっと自由になります。

誰も傷つけない優しさを選べるなんて、すてき
あなたの優しさは、ちゃんと届きますよ。
大丈夫です◎
5.人と別れた後
HSPさんは人との会話が終わったあと、
- 「もうちょっとこう言えばよかったかな」
- 「変な空気になってないかな」
とずっと考えてしまうことがあります。
その場では笑顔で話していても、家に帰ったとたんに反省モードに入る…そんな経験はありませんか?

これは「ちゃんと関われたかどうか」が気になる、優しい心の現れ◎
ただし、考えすぎが続くと“自分に厳しくなりすぎる”原因にもなります。
- 「相手が笑ってくれてた」
- 「自分は丁寧に接した」
と“できたこと”に目を向けてみてください◎
“完璧な会話”を目指すよりも、“心をこめた会話”を大切にすることが、安心への近道です。
HSPの考えすぎる原因5つ

- 相手の感情まで背負ってしまう
- ネガティブが強く記憶に残る
- 4つのDOES
- もっとを追い求める
- 大きな問題に
1.相手の感情まで背負ってしまう
HSPさんは共感力が高いため、他人の悲しみや怒り、不安などを自分のことのように感じてしまいます。
それが続くと、
- 「あの人は今つらそうだけど、どう声をかければ…」
- 「私のせいかも」
と、ずっと考えてしまうことも。
これも“感じる力が強い”という素晴らしい特性のひとつですが、考えすぎの原因にもなります。

相手の感情を理解するのは大切ですが、すべてを自分の責任にする必要はありませんよ。
「感じる力」と「距離感を保つ力」をバランスよく育てることで、考えすぎから少しずつ自由になっていきます◎
他人の感情を「感じてもいいけど、抱え込まない」ことが、心の健康につながります。

あなたと相手の間にアクリル板がある感じをイメージするといいよ!
2.ネガティブが強く記憶に残る
HSPさんは良いことも感じ取る反面、ネガティブな出来事を“何度も思い出してしまう”傾向があります。
ちょっとした失敗や誰かの言葉が、頭の中で繰り返されてしまうのです。
これは感情の記憶が強く刻まれるという、HSPならではの特徴です。

そのため、「考えないようにしよう」としても、無意識にその出来事に戻ってしまうことがあります。
過去を引きずることは“ダメなこと”ではなく、それだけ“気持ちを大切にしている”ということ。
嫌な記憶を消すよりも、「今の自分がどう感じてるか」を大切にすることで、前に進みやすくなります。

1年後、今の話題を気にしているだろうか?
このように、長期視点で自分自身に質問するというのも効果的ですよ◎

その感情を持ち続けることで幸せになっているか?
問いかけをすることで、負の思考から解放されます◎
3.4つのDOES
HSPは「DOES」と呼ばれる4つの特性を持っていると言われています。
- D(Depth of processing)深く処理する力
- O(Overstimulation)刺激を受けやすい
- E(Emotional reactivity and Empathy)感情の反応が強く共感力が高い
- S(Sensitivity to Subtle stimuli)微細な刺激にも気づく
この中でも特に「D」と「E」は、“考えすぎ”につながりやすいポイントです。
つまり、HSPさんが深く物事を考えるのは“生まれ持った特性”であり、“弱さ”ではありません。
理解すれば、自分を責めることなく「私はこういう思考のクセがあるんだな」と優しく受け止められるようになります◎

気質を知ることが、考えすぎをコントロールする第一歩になりますね。

無意識に気づくんだね!
4.もっとを追い求める
HSPさんは慎重で責任感が強く、何かをするときに
- 「もっと確認しておこう」
- 「まだ準備不足かも」
と何度も見直したくなります。
これは
- 「失敗したくない」
- 「迷惑をかけたくない」
という思いやりが根底にあります。
その結果、いつまでも準備から抜け出せず、動けなくなることも。

確認を重ねすぎることで、逆に不安が増してしまう悪循環に入るのです。
完璧を求めるのではなく、「このくらいで十分」「60点でもOK」と区切りをつけることが大切ですね◎
“優しさゆえの慎重さ”があるからこそ、少しずつ「手放す」練習をすることで楽になっていきます。
5.大きな問題に
HSPさんは感覚が鋭いため、ごく普通の出来事にも強く心が反応します。
例えば、相手がちょっと黙っただけで、「怒らせた?嫌われた?」と不安が一気にふくらむこともあります。
これは“繊細すぎる”のではなく、“感情を深く受け取っている”という特性です。

ただし、心が敏感すぎると、小さな刺激を「大きな問題」として捉えてしまいやすくなります。
この“拡大解釈”が、考えすぎのループを生む一因になっているのです。
「大きく感じてるけど、実際は小さいことかもしれない」と一度立ち止まってみることで、冷静さが戻りやすくなります。
“気にしすぎる自分”を責めず、ゆっくり距離を取る意識を持ってみましょう。

もう1人の自分が、今の自分を見下ろしているイメージを使うといいね◎
考えすぎをプラスに受け取る方法10

考えすぎをプラスに受け取る方法10を解説していきます◎
- ありがとう
- スマホを見ない
- ぼーっとする
- 腸内環境
- シングルタスク
- 緑
- 動
- ふわゆる
- 1人
- 出口
ゆるっと見ていきましょう!
1.ありがとう
HSPさんは、考えすぎて疲れてしまうことに対して
- 「またグルグルしてる…」
- 「こんな自分イヤだ」
と責めがちです。
でも、たくさん考えたということは、それだけ真剣に、優しく物事に向き合ってきた証◎
- 「今日も一日がんばったね」
- 「いっぱい考えてえらかったよ」
と、自分に声をかけてあげましょう。
“自分との信頼関係”があると、考えすぎてもすぐに戻ってこられるようになります。

どんな自分も、受け止めてあげることが回復の第一歩。
“ありがとう”は、HSPさんにとって最高のメンタルケアです。
2.スマホを見ない
SNSやニュースを見続けていると、無意識に情報や感情が入り込んできて、考えすぎを助長してしまいます。
特に寝る前のスマホは、脳を興奮させてしまい、入眠にも影響します。
- 「〇時以降はスマホを見ない」
- 「寝る1時間前は読書や音楽だけ」
など、優しいルールを決めてみましょう◎
“考えない時間”は、“考える力”を育てるためにも必要です。

夜は「静かに、自分の内側に戻る時間」として大切にすると、心が穏やかになりやすいですよ。
HSPさんは“感覚のクールダウン”がとても大切です。
3.ぼーっとする
湯船につかることで、体も心もゆるみ、頭の中の緊張もほぐれていきます。
HSPさんは常に頭が働いている状態なので、“なにもしない時間”を意識してつくることが大切。
お湯につかって目を閉じるだけでも、心が静まっていくのを感じられるはずです。

リラックス効果のある入浴剤や、お気に入りの音楽と一緒に入るのもおすすめ。

ミセスの曲が聴きたいな
「考えるのを一時停止するスイッチ」として、お風呂を習慣にしてみましょう◎
“湯けむりの中で何もしない”時間が、最高の心のご褒美になります。
4.腸内環境
HSPさんはストレスを感じやすく、その影響が“お腹”に出やすい人も多いです。
腸内環境が乱れると、メンタルも不安定になりやすくなります。
- ヨーグルト
- 納豆
- 味噌汁
- 食物繊維の多い野菜
など、“腸にやさしい食事”をとることで、心の土台も整っていきます◎

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、自律神経やホルモンバランスにも関係しています。
「考えすぎる私=心が弱い」ではなく、「食事から整えることもできる」と知っておくと、前向きになれますね!
5.シングルタスク
あれもこれも一緒にやろうとすると、HSPさんはどんどん頭が混乱してしまいます。
これは“処理能力が低い”のではなく、“1つのことを丁寧にやりたい”という気質の表れです。

「今はこれだけ」と決めて、その1つに集中することで、自然と考えが整っていきます。
例えば、
- 「今日はブログを書く」
- 「今は料理だけ」
といったように、行動を分けてあげると◎

“焦らず、ていねいに”が、自分を守るキーワードだよ!
6.緑
自然の中にいると、心がほっとゆるんだ経験はありませんか?
HSPさんは人工的な刺激に疲れやすいため、
- 木の音
- 風の感触
- 鳥の声
など“自然の優しい刺激”が心の回復にとても効果的です◎
特に「ただ歩くだけ」の散歩は、思考の整理にもぴったり。
「歩く」「見る」「感じる」という動作を繰り返すことで、脳のモヤモヤがだんだん薄れていきます。

毎日じゃなくてもOK。週に1回、10分でもいいんです。

緑に癒された◎
“考えすぎのデトックス”に、自然の力を借りてみましょう◎
7.動
頭がぐるぐるしているときほど、意識は“未来”や“過去”に飛びがちです。
そんなときは、ストレッチやウォーキング、ヨガなどで「今、自分が感じている体の動き」に集中してみましょう。
- 「腕を伸ばす」
- 「足を動かす」
- 「息を吐く」
など、体の感覚に意識を向けることで、思考から抜け出すことができます。
HSPさんは感覚に敏感なので、動きの中にリラックスを感じやすい特性があります◎
気持ちが疲れているときこそ、“体を使って整える”ことを大切にしましょう。
8.ふわゆる
考えすぎているときは、頭ばかりが動いて、心が置いてけぼりになりがちです。
そんなときは、自分の“好きなもの”で感覚を満たしてあげましょう。
例えば、
- 温かいスープ
- 好きなフルーツ
- お気に入りのお菓子
など。
「食べる」ことは五感を使う行為なので、考えすぎていた思考を一度リセットする効果があります◎

“脳”ではなく“感覚”に意識を向けることで、今この瞬間に戻ってこられます。

さてと、野菜スープでも飲もうかな
自分を満たす時間は、心の栄養にもなります。
がんばる自分にごほうびをあげてくださいね!
9.1人
HSPさんは、周りの情報や感情をたくさん受け取りすぎて、心がパンパンになってしまうことがあります。
だからこそ、何もせず“ひとりでぼーっとする時間”がとても大切です。
- 静かな部屋
- カフェ
- 自然の中
など、自分が落ち着ける場所で過ごすことで、思考が自然と落ち着いてきます◎
「今は自分のための時間」と意識するだけで、安心感が増します。

考えすぎるのは“心がフル回転しているサイン”です。

静かに過ごす時間が疲れた心を癒してくれるね!
余白があるからこそ、思考力も活きてきますよ!
10.出口
考えすぎているときは、頭の中にたくさんの思考が渦巻いて、どれが本当の悩みなのかさえ見えなくなってしまいます。
そんなときは、思っていることを紙に書くだけで、心がスッと落ち着くことがあります。
- 「何に悩んでるの?」
- 「どんなことが不安なの?」
と、自分の気持ちを見える形にすることで、思考が整理されます。
書いてみると「意外と大したことじゃなかった」と思えることも。

ノートでもスマホのメモでもOK。
書くことは、考えすぎの“出口”になります。

感情を解き放すことが大切だよ
考えすぎが強みになる瞬間7つ

考えすぎが強みになる瞬間7つを紹介します。
- 複雑さを整理する力
- さりげなくサポート
- 向き合える
- 心に響く言葉選び
- キャッチできる感性
- イメージ力
- ユニーク
ゆっくり見ていきましょう。
1.複雑さを整理する力
HSPさんは、目の前のことだけでなく“背景”や“前後関係”まで自然と想像してしまうことがあります。
- 「この出来事は、きっとあの件と関係しているのかも」
- 「表ではこうだけど、裏にはこういう思いがありそう」
といった考察力はとても高いです。
これは、ビジネスや文章構成、会話の組み立てなど、さまざまな場面で活きる力です◎
単に「物事を並べる」のではなく、「意味を持たせてつなぐ」ことができるのは、深く考えるHSPさんならでは。

全体を見渡し、必要な要素を丁寧に組み立てていけるのは立派な知的スキルです。

パズルみたいだね!
考えすぎる力は、“つながりを見抜く力”でもあるのです。
2.さりげなくサポート
HSPさんは場の空気や他人の感情をすばやく読み取れるため、誰かが困っている・戸惑っていることにいち早く気づけます。
そのため、
- 「声はかけられないけど、そっと手を貸す」
- 「目線だけで安心を伝える」
ような優しい関わり方ができます◎
これは“目立たない配慮力”という、非常に高い社会的知性です。

考えすぎるからこそ、「もし自分がその立場だったら…」と想像できる共感力が働くのです。

あなたの気づかいは、誰かの“救い”になっているかもしれないよ?
HSPの繊細さは、周りに温かい安心感を届ける力に変えられます◎
3.向き合える
HSPさんは、ふとした出来事をきっかけに
- 「どうして私はこう思ったんだろう?」
- 「なんでこんなに反応したんだろう?」
と自問することが多いです。
それは、自分の内側をていねいに見つめることができる力でもあります◎
考えすぎたあとに日記を書いたり、気持ちを整理したりする中で、“自分の価値観”や“本当の望み”に気づくことができるんです。

この内省力は、人生を自分らしく生きるうえでとても重要な力になります。

「自分を深く理解している人」は、他人との関係でも安定感を持てるもんね!
HSPさんの“思考の深さ”は、自分を知る宝物です◎
4.心に響く言葉選び
HSPさんは、感情や思いを内側でじっくり味わうタイプです。
そのため、「嬉しい」「悲しい」だけでは表現しきれない複雑な気持ちを、ていねいに言葉にできる力があります。
例えば「それって、胸の奥がチクッと痛む感じだよね」「ほっとして涙が出そうになる感じ」といった繊細な表現。

これは、文章・会話・表現活動などにおいて、心に響くメッセージを届ける才能として活かせます。

「それそれ!」って相手の気持ちを代弁する言語化力に長けているよね!
“思いを言葉にする”のが苦手な人にとっては、HSPさんの存在はとてもありがたいものです。
深く考えることで、「伝える力」も自然と育っていきます◎
5.キャッチできる感性
HSPさんは感覚が鋭いため、人や環境の“ちょっとした違い”にすぐ気づきます。
例えば、
- 「あの人、今日は少し元気がないかも」
- 「この資料、どこかが違う気がする」
といった細やかな感覚です。
これは“心配性”ではなく、“繊細なアンテナ”を持っているからこそ起こる反応です。
この気づき力は、チームの調整役、サポート役、品質チェックなどの場面で大きな力を発揮します。

人が気づかない“違い”に気づけることは、立派な才能です。

お話するの楽しくなりそう♪
考えすぎるほどに細部に目が行き届く──それはHSPさんならではの強みです◎
6.イメージ力
HSPさんは「もしこうなったらどうしよう」と、まだ起きていない未来まで先回りして想像するのが得意です。
これは心配性のように見えるかもしれませんが、実は“リスクマネジメント”という大切な力につながります。
例えば、仕事での
- ミス防止
- イベントの備え
- 対人トラブルの回避
など…様々な場面で冷静な判断を下せる人です◎
考えすぎる=慎重である、ということ。

「危なそうなところに、あらかじめ気づける」のは、大きな信頼につながります。
“危機を未然に防ぐ”という場面では、HSPさんの力がとても頼りにされます◎

いつも気づいてくれてありがとう!
7.ユニーク
HSPさんは物事を多面的にとらえる力があり、ひとつのことに対して「あっちの可能性もあるし、こういう見方もできる」と深く考えます。
この“考えの幅と深さ”があるからこそ、他の人には思いつかないようなユニークなアイデアを出せるのです。
例えば、
- デザイン
- 文章
- 企画
など、クリエイティブな場面でその力は大きな武器になります◎
「考えすぎるから向いてない」ではなく、「深く考えるからこそ光る場所」が必ずあります。

人と違っていても大丈夫。それは“視点の豊かさ”の証です。

新たな視点がもらえたらもっと飛躍するね!
アイデアを出すときこそ、HSPさんの考えすぎが“知的な強み”に変わる瞬間です◎
HSPのよくある質問5つ

HSPのよくある質問5つに答えていきます◎
- 働くのが辛い
- 会話がぎこちない
- 考えすぎは損?
- HSPって過敏ですか?
- HSPは治せますか?
ゆっくり見ていきましょう。
1.働くのが辛い
HSPさんは、
- 職場の人間関係
- 仕事内容
- 空気感
など、様々な刺激に敏感です。
そのため、少しのことでも頭の中でずっと考えてしまい、心も体もすぐに疲れてしまうことがあります。
「こんな自分は働くのに向いてないのかな…」と不安になることもあるかもしれません。

でも、それは“弱い”のではなく、“感覚が豊か”なだけ。
- 静かな環境
- ひとり作業
- 在宅勤務
など、自分に合うスタイルを選ぶことで、働きやすさはぐんと変わります◎

大切なのは「がんばれる場所を探す」こと
自分に合う働き方が、必ず見つかります。

私は4年間ほど模索しました。

「これ!」ってわかる瞬間は個人差があるよ
見つかるまで諦めないで!
いっしょに乗り越えましょう◎
2.会話がぎこちない
HSPさんは相手の表情や反応にとても敏感なため、
- 「これ言ってよかった?」
- 「変なこと言ってない?」
と自分の言動を何度も振り返ってしまいます。
そのせいで気を遣いすぎたり、話しかけるのをためらってしまったり…。
自分らしくふるまえないまま、疲れてしまうこともあるでしょう。

だからこそHSPさんは思いやりがあり、相手を大切にする力を持っています。
無理にたくさんの人と仲良くしようとせず、“安心できる少人数の関係”を深めるのがおすすめです◎
“広く浅く”より、“狭く深く”がHSPさんにはぴったり。
気を張らずに話せる相手が、1人でもいれば大丈夫ですよ◎

大切、大切
3.考えすぎは損?
- 「考えすぎてチャンスを逃した」
- 「うまくいかなかったらと悩みすぎて行動できなかった」
そんな経験があると、「自分は損してばかり…」と思ってしまうこともありますよね。
でも、考えすぎるということは、物事を深く見つめ、失敗を防ごうとする力があるということでもあります。
すぐに結果が出ないかもしれませんが、“時間をかけて丁寧に進む”HSPさんの生き方は、しっかりと積み上がっていきます。

焦らずに、自分らしいペースで歩んでOK◎

あなたのペースがあなたを守っているんだよ?
“すぐに動ける人”が得とは限りません。
思慮深いあなたの特性が、これまでも今もあなたを支えてくれているのですから◎
4.HSPって過敏ですか?
HSPの気質は“気づきすぎる・感じすぎる”ことで、日常でも疲れやすくなります。
でも、「どこからが“感じすぎ”なのか」は人によって違うため、自分の感覚を“変だ”と感じてしまう方も多いです。
大切なのは、“他人と比べる”ことではなく、“自分にとって無理があるかどうか”で判断すること。

日常生活に支障があるほどつらい場合は、カウンセリングなど専門家のサポートを受けるのも選択肢の1つです。
「自分の感覚に合った暮らし方を選ぶ」ことは、自分を大切にする一歩です。
繊細さは“異常”ではなく、ひとつの“個性”。
安心できる環境があれば、楽になります◎

あなたが安心できる環境にいることが大切だよ!
5.HSPは治せますか?
よくある誤解ですが、HSPは病気ではなく“生まれ持った気質”なので、治す必要も、治すこともありません。
「敏感すぎてつらい」と思ってしまうのは、たいていが“環境が合っていない”とき。

私は環境がかなり原因でした。
無理をして合わない場所にいれば、誰だって苦しくなります。
大切なのは、「どうすればこの気質が活かせるか」を考えることです◎
治すより、“活かす”という視点で、自分と仲良くなっていきましょうね?

ぼくたちがついているよ!
HSPの私・体験談

HSPの私・体験談を紹介します。
- 完璧主義
- 相手に求めすぎ
- 手放す
それでは見ていきましょう。
完璧主義
教員1年目の時、私は完璧主義傾向が強かったです。
早く提出すればいい書類など、「100%になってからでないと」という思考に囚われて、かなり損をしていたなって思います。
しかし、ある時気づきました。

研究授業の準備をして発表した日の協議会の出来事。

参観した先生が、いろいろアドバイスくれるんだよね!
どんなに念入りに準備をしても、10年経験を積んだ先生から見れば、私はベイビーということです。
「ま、そっか」って思いました。笑
いい意味で肩の力が抜けて「60%でいい、どんどんいこう!」という思考に変わることができました◎

完璧主義から60%主義になってめちゃくちゃ楽になりました!

今まで自分に負荷をかけすぎていたことにも気づけたね!
相手に求めすぎ
最近、読書をして理解できたことがあります。
それは、繊細さん同士でも、非繊細さんでも、自分の感覚が当たり前ではないということです。
その当たり前を、当たり前に認知できていないことで起こる人間関係のトラブルって絶えないですよね。

職場で大体モヤモヤが起きるのは、認識のズレがかなりある時だったなって。

ぼくがわかるものが、相手にとっては知らない初めてのことだって
「わかってるよね?」という前提で話を進めて、実はその存在すら知らなかったり。
私の当たり前が当たり前じゃないからこそ、コミュニケーションをとるとき、意識していきたいなって思いました◎
手放す
完璧主義・相手に求めすぎを手放すことで得られたことは、「今ここ」に神経を集中させることの大切さです。
以前は、
- 「〜してたら」
- 「もっと〜すれば」
思考に陥っていたし、よくネガティブな感情に引っ張られていました。
その代わり、「だったら〜してみよう」と未来思考に切り替えれるようになりました◎
思考の変化が1番の収穫なんじゃないかなって思います。

結局、どんなに考えていても行動に移さなければ始まりません。

動きながら考える、だったよね!
そうです。
幻想や理想を持ったのなら、あとはどう叶えるかだけです。
あなたの未来もそうです。
あなたはもうこの瞬間から未来の脚本家です。

「こうなりたい」を見つけたら、そのために今どんな行動を起こせるか考えてみてください。
そして、あなたにとっての「最幸」を噛み締めていってほしいと思います。